洋画・恋愛/青春

ぼくを探しに(2013)

原題は「Atila Marcel」(アッティラ・マルセル)プロレスラーの父親のリングネーム 数々の傑作アニメを生み出し、日本でも評価の高いシルバン・ショメ初体験でございます(笑)ポップでキュートな映像、メルヘンと現実の中間のような世界観どの画面も切って…

タイタニック(1997)

「船の切符は最高の贈り物だった、君に会えたからね 今も感謝でいっぱいだ、本当だよ 絶対、生き延びると約束してくれるね 絶対、あきらめるな」 ついにYahoo!ブログ終了私が有終の美を飾るのに相応しい最後のレビューに選んだのは「タイタニック」(笑)公…

フランシス・ハ(2012)

タイトルの「FRANCESHA」は アパートのポストのネームプレートに FRANCESHALLADAYの名前が長くて入らず、折って入れたところ FRANCESHA(フランシス・ハ)になったことから ネームプレートに収めようと考えもせず名前を書く それがフランシス27歳 タイトルもで…

ゆれる人魚(2015)

原題は「CORKI DANCINGU」(ダンスの娘) 「本当は怖い世界の童話」ではないですが(笑)本当は怖い、「人魚姫」 だけどこういう、残酷で、エログロで(R15指定)独特のカルトティックな味わいは私好みテクノミュージカルというのも新しい 浜辺で練習するロッ…

さざなみ(2016)

原題は「45years」原作はデビット・コンスタンティンの「In Another Country」 これはいままでにない、ある意味最強の夫婦映画こんなにも熟年夫婦(特に妻)の心理描写をリアルで絶妙に描いた作品があったでしょうかでも、いい映画でした 結婚45周年のパー…

デイジー・ミラー(1974)

原作は「ねじの回転」や「ある貴婦人の肖像」で有名なヘンリー・ジェイムズアメリカ人でありながら、晩年にイギリスに帰化するという経歴を持ち1940年に発刊された本作は、日本でも多く読まれてきたそうです無邪気で天真爛漫な美女に振り回される育ちのいい…

パリ、嘘つきな恋 (2018)

原題は「Toutle monde debout」(さあ立ち上がって) 予告でほとんどネタバレ(それもいかがなものか)しているので 期待しなかったのが好かったのか(笑) 素直に感動しました この恋を、ふたりの未来を、応援せずにいられない もうすぐ50歳になるジョスラ…

フェリスはある朝突然に(1986)

原題は「FERRISBUELLER'S DAY OFF」(フェリス・ビューラーの休日)フェリス(マシュー・ブロデリック)は仮病を使って学校をサボる常習犯その日の朝もフェリスに甘い両親を騙し気の弱い同級生キャメロン(アラン・ラック)を誘い恋人スローン(ミア・サラ)…

ファントム・スレッド(2017)

オートクチュールの世界の華やかさ、絢爛な壮観階段、扉、仕事場を行き来するパタンナーやお針子主人公がが運転する車(ブリストル40)スリリングで強烈な圧倒的な画面の面白さ美しい映像、音楽(レディオヘッドのジョニー・グリーンウッド)主演者たちの声…

ビール・ストリートの恋人たち(2018)

「人間の違いは、生まれてくる母親が違うだけ」原作は黒人作家のジェームズ・ボールドウィン(1924~1987)の「IfBeale Street Could Talk」(ビール・ストリートに口あらば)死後も文学界に大きな影響を与え、存命なら間違いなくノーベル賞の候補になっていた…

僕と彼女とオーソン・ウェルズ(2008)

「ビフォア~」シリーズのリチャード・リンクレイター監督つながりで鑑賞原題は「MEAND ORSON WELLES」で邦題の「彼女」成分はかなり少なめです(笑)役者志望の高校生のリチャード(ザック・エフロン)が後に伝説的映画作家になるオーソン・ウェルズ率いる…

ビフォア・ミッドナイト(2013)

「今の私と列車の中で出会ったら、声をかけてきた?」「今の僕に誘われたら、一緒に列車を降りたかい?」それは100%ありえない(笑)「恋人までの距離(ディスタンス)」(1995)でのウィーンの一夜の恋「ビフォア・サンセット」(2004)でのパリで再会した…

しなの川(1973)

あらすじを見ると、良家に生まれながら奔放で、情熱的、だけど冷めやすく男を破滅させる娘の悲哀と成長を描きつつこの後の戦争へ向かうようなプロローグも感じて文芸的しかし90分という尺でドラマを描ききれなかったのかそれとも由美かおるさんの全裸がウリ…

アラビアの女王 愛と宿命の日々(2015)

イザベル・アジャーニ、ソフィー・マルソーフランス人女優って、何歳になっても綺麗な人が多くて謎ですが劣化が激しいハリウッドでも、いつまでもイイ女は70歳超えても女子力高!我らが「女神」ゴールディ・ホーン様とこの人、1967年生まれのニコール・キッ…

アバウト・タイム ~愛おしい時間について~(2013)

ここでの「ABOUTTIME」は「そろそろ時間」という意味だそうです前半は恋愛版「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(2014)(笑)セーヴ&リセットを駆使しながら好きな女の子と結ばれますそれが後半には家族の物語となり何気ない日々の尊さや、素晴らしさを気…

ラブ&ドラッグ(2010)

「何千人と出会っても、ただそれだけ なのにひとりの人に出会っだけで、人生が変わるんだよ 永遠に」アン・ハサウェイほどの人気女優にもなると普通、ヌードは披露しなくなるものですけれど(笑)見事な脱ぎっぷりに驚きました相手役、ジェイク・ギレンホー…

恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ(1989)

夕暮れ、タキシードに着替え男が部屋から出て行こうとしたとき一晩限りのウエイトレスが呟く「GreatHand」そして「SeeYou Again?」おおおおもし男だったら、女性にこう言われてみたいものです(笑)「兄弟でも随分違うわね、産院で間違えた?」と言われるくら…

きのうの夜は…(1986)

ロブ・ロウ、いたなあ(笑)私は男性と同棲した経験はありませんが大人になって見ると、自分の恋愛体験を振り返ってしまう作品ですね(笑)変に作りこんでおらず、リアルな恋愛「あるある」映画だと思いますダニー(ロブ・ロウ)は24歳で、中途半端なプレイボー…

ペギー・スーの結婚(1986)

大がかりでなく、アナログな可愛い小品下記の「大人になって見るほどにホロ苦いファンタジーの名篇」というallcinemaさんの解説には、なるほど!と思いましたキャスリーン・ターナーのどう見ても無理だった18歳が今では夢見る大人女性として妙に納得できてし…

クリエイター(1985)

ピーター・オトゥールは「アラビアのロレンス」(1962)でいきなりすごい活躍を見せたのが災いしたのかその後の作品でも素敵なんですけど、印象が薄いですねこれも全く知らない作品でした30年前に死んだ愛する妻の細胞を使ってクローンで蘇らせようとしている…

フェリーニに恋して(2016)

原題は「INSEARCH OF FELLINI」(フェリーニを探して)脚本家が若い頃にフェリーニに会いに行った時のエピソードを監督が気に入り映画化したということです「道」(1954)「甘い生活」(1959)「81/2」(1963)「カサノバ」(1976)できればこの4本は抑えておいた…

ビリギャル(2015)

保護者目線で鑑賞(笑)「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて 慶應大学に現役合格した話」このタイトルだけで、見る前から内容がわかってしまいます(笑)本の売れ行きは、ほぼタイトルで決まるのが事実とか制服が可愛いというだけで進学した、私立のお嬢…

ローマ発、しあわせ行き(2015)

「女性は関係を一方的に断ちたがる」サラ・ジェシカ・パーカーが好きって人(特に女性)多いですね「SATC」は見ていなかったのでその魅力はわかりませんがこの作品を見て気が付きました、彼女の顔は苦手なほうな部類ですロクでもないボーイフレンドに振り回…

ぼくセザール 10歳半 1m39cm(2003)

このての作品は評価が分かれると思います子どもが主人公の映画ですが、ドライな感覚で日本の子どもにはまずウケないでしょうカメラワークも含めて、完全に主人公セザールの視点で10歳なりの解ったような口ぶりの人生哲学そのため、ラストに繋がるまでの大人…

恋とニュースのつくり方 (2010)

出ました 「~のし方」(笑)「最高の人生の見つけ方」「新しい人生のはじめ方」「わすれた恋のはじめかた」などなどシリーズ物でもないのに、西部劇で言えば「荒野の~」似たタイトルのせいで、中身まで何だったかそのうち忘れてしまいます(笑)だいたい恋は、…

間奏曲はパリで(2013)

原題の「La ritournelle」とはルーティーンのことで決まりきった仕事、日課、日常といった意味だそうですヒロイン演じるイザペル・ユペールは公開時でなんと60歳!そのチャーミングさに驚きますフランス人の肌は皺になりやすいのが欠点だと思いますがこの年…

セブンティーン・アゲイン(2009)

ザック・エフロン君の、お気軽なアイドル映画と思って鑑賞しかし、ストーリーはベタでしたが、これぞ「拾い物」なかなか面白かったですなんといっても映画ネタがいい「スター・ウォーズ」「ロード・オブ・ザ・リング」「バックトゥザフューチャー」のパロデ…

あと1センチの恋(2014)

私が自分でチョイスを決してしないタイプの邦題ですが(笑)評価が高いので見てみました劇場公開でも女性からの圧倒的な指示で異例のロングラン上映となったそうですまあ、じれったいチャールズ皇太子とカミラさんのように回りくどい恋愛結婚がイギリス人はお…

イルマーレ(2006)

原題は「THE LAKE HOUSE」「イルマーレ」とは、イタリア語で海の意味でオリジナル版である韓国映画の「時越愛」(2001)に登場する湖畔の家につけられた名称だそうですそしてこの作品を見て、「君の名は。」(2016)がヒットした時韓国版「イルマーレ」の盗作…

悲しみが乾くまで(2008)

突然パートナーが死んだらどうなるだろう全く想像がつきませんでも葬儀や、あらゆる事後処理に追われしばらくの間は、死んだという実感が悲しみはわかないのではないでしょうかヒロインもそうでした最初は冷静のつもりでしたしかし次第に情緒不安定になって…