あと1センチの恋(2014)




私が自分でチョイスを決してしないタイプの邦題ですが(笑)
評価が高いので見てみました
劇場公開でも女性からの圧倒的な指示で
異例のロングラン上映となったそうです

まあ、じれったい
チャールズ皇太子とカミラさんのように
回りくどい恋愛結婚がイギリス人はお好みなのでしょうか
恋愛や結婚って結局、タイミングが大事なのは確かですが


6歳から幼なじみのロージー(リリー・コリンズ)と
アレックス(サム・クラフリン)はお互い好意を寄せながら
違う相手と付き合うことになります

それでもアメリカのボストンにある大学へは
一緒に進学することにしました
ところがロージーはクラスメイトの男の子と
一夜を共にしたことで妊娠してしまい
アレックスはひとりボストンへ向かいます





これも、ジェーン・オースティン症候群の女性向きストーリーなのですが
ほかのジェーン・オースティン症候群(私が勝手に作っています 笑)の
映画のヒロインとは違って、このリリー・コリンズちゃんは
顔も(相変わらずのゲジ眉だけど)性格も可愛い

シングル・マザーでも、バツイチでも、どんな私でも愛してくれて
どんな困った時にもすぐ助けてくれる
ハンサムで、背が高くて、頭が良くて、お金持ちの彼と
困難を乗り越えてハッピーエンドになるお話なのです

超美人なモデル体型の彼女より、ダメな普通な自分を選んでくれる





げんなりしたけれど(ファンのみなさんごめんなさい)
やっぱり女性が可愛いというのは得で
リリー・コリンズちゃんには、最後まで嫌気がさしませんでした(笑)


確かにこんな男性の親友がいたら都合がいいでしょう
さすが「紳士の国」だなと思います



【解説】allcinemaより
デビュー作『P.S.アイラヴユー』が世界的ベストセラーとなったセシリア・アハーンの『愛は虹の向こうに』を映画化したロマンティック・コメディ。距離が近すぎるゆえに恋へと踏み出せず、互いの人生を見守り続ける皮肉な運命に翻弄される幼馴染みの男女の切ないすれ違いの恋模様を綴る。主演は「白雪姫と鏡の女王」「シャドウハンター」のリリー・コリンズと「スノーホワイト」「ハンガー・ゲーム2」のサム・クラフリン。監督はドイツ出身でこれが初英語作品となるクリスティアン・ディッター。
 英国の小さな田舎町に暮らすロージーとアレックスは幼なじみの大親友。青春時代をずっと一緒に過ごしてきた2人は、どんなに恥ずかしいことでも遠慮なく言い合える関係。ところが、好きという言葉だけはどうしても言えなかった。そんな2人の夢は、米国ボストンの大学に一緒に進学すること。そして2人ともみごと合格し、夢に大きく前進した矢先、ロージーはクラスの人気者との一度のセックスで妊娠してしまう。進学を諦め、地元に残って子育てをする決断をしたロージーと、ひとりボストンへと旅立つアレックス。再会を誓い合い、離ればなれになっても連絡だけは取り合う2人だったが…。