大人になって見ると、自分の恋愛体験を振り返ってしまう作品ですね(笑)
変に作りこんでおらず、リアルな恋愛「あるある」映画だと思います
ダニー(ロブ・ロウ)は24歳で、中途半端なプレイボーイ
同僚のバーニー(ジム・べルーシ)と
彼らにとって女はただセックスをするだけの相手
こういう男って女性目線で見たら最低のクズですが(笑)
あるソフトボールの試合の日
バーで口説きワンナイトを過ごすのです
でも次の日になっても彼女のことが忘れられない
再びデビーのことを誘いますが彼女はつれないそぶり
さあ、恋の駆け引きのはじまりです
お互い忘れられず交際に発展
男のアパートで同棲してヤリまくり
女が結婚をチラつかはじめる
だんだん女がウザくなってくる
喧嘩、仲直り、喧嘩、仲直り
自由を求めて男から別れを切り出す
しかし男のほうが後悔し、ストーカー化
女迷惑がるようになる
それをあわせようとするから、ストレスになり喧嘩になる
お互いの違いを理解し合えばいいのだけれど
若い頃にはそのことに気が付かないのです
女から見たらデビーは悪くない
ダニーのために料理も家事も努力している
親友のバーニーのキャラが不快なのもよくわかります(笑)
なのに男はなにもしてくれない
いつも自分のことだけ!
うまくいくかどうかの別れ道なのでしょう
結婚を前提にではなく同棲を考えている若いカップルには
同棲前に見ておくことをおすすめします(笑)
制度や因習に従いたくないと考える若い男女二人が、合意の上で自由恋愛に踏み切る。だが“結婚”ではない共同生活の中、二人の前には様々な障害が現れる……。若者の結婚観に焦点を絞り込んだラブ・ロマンス。主演の二人よりも、それぞれの友人であるJ・ベルーシとE・パーキンスがイイ味を出している。D・マメットの原作を映画化したもので、監督は後に「グローリー」や「レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い」といった大作を撮るE・ズウィック。