きのうの夜は…(1986)





ロブ・ロウ、いたなあ()

私は男性と同棲した経験はありませんが

大人になって見ると、自分の恋愛体験を振り返ってしまう作品ですね()

変に作りこんでおらず、リアルな恋愛「あるある」映画だと思います



ダニー(ロブ・ロウ)は24歳で、中途半端なプレイボーイ

同僚のバーニー(ジム・べルーシ)と

いつも昨日の夜寝た女の話をしています

彼らにとって女はただセックスをするだけの相手

こういう男って女性目線で見たら最低のクズですが()


あるソフトボールの試合の日

ダニーは気になる美女デビー(デミ・ムーア

バーで口説きワンナイトを過ごすのです

でも次の日になっても彼女のことが忘れられない

再びデビーのことを誘いますが彼女はつれないそぶり

さあ、恋の駆け引きのはじまりです




男女がワンナイト

お互い忘れられず交際に発展

男のアパートで同棲してヤリまくり

女が結婚をチラつかはじめる

だんだん女がウザくなってくる

喧嘩、仲直り、喧嘩、仲直り

自由を求めて男から別れを切り出す

しかし男のほうが後悔し、ストーカー化

女迷惑がるようになる


「ある、ある」



男と女は仕事観、人生観、恋愛観、ことごとく合わないもの

それをあわせようとするから、ストレスになり喧嘩になる

お互いの違いを理解し合えばいいのだけれど

若い頃にはそのことに気が付かないのです


女から見たらデビーは悪くない

ダニーのために料理も家事も努力している

親友のバーニーのキャラが不快なのもよくわかります()

なのに男はなにもしてくれない

いつも自分のことだけ!




これは誰もがぶつかる壁で、ここを乗り越えれるかどうかが

うまくいくかどうかの別れ道なのでしょう


結婚を前提にではなく同棲を考えている若いカップルには

同棲前に見ておくことをおすすめします()




【解説】allcinemaより

制度や因習に従いたくないと考える若い男女二人が、合意の上で自由恋愛に踏み切る。だが“結婚”ではない共同生活の中、二人の前には様々な障害が現れる……。若者の結婚観に焦点を絞り込んだラブ・ロマンス。主演の二人よりも、それぞれの友人であるJ・ベルーシとE・パーキンスがイイ味を出している。D・マメットの原作を映画化したもので、監督は後に「グローリー」や「レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い」といった大作を撮るE・ズウィック。