恋とニュースのつくり方 (2010)




出ました 「~のし方」(笑)
「新しい人生のはじめ方」
「わすれた恋のはじめかた」
などなど

シリーズ物でもないのに、西部劇で言えば「荒野の~」
似たタイトルのせいで、中身まで何だったか
そのうち忘れてしまいます(笑)

だいたい恋は、作ろうと思ってできるものではありません
ハリソン・フォード、ダイアン・ キートン、レイチェル・ マクアダムス
ジェフ・ゴールドブラムという豪華キャストのお仕事ムービー
原題の「Morning Glory」は「朝の顔」という意味だそうです





お喋りで頑張り屋さんだけど、恋も仕事も空回りな
レイチェル マクアダムス演じる女性プロデューサーが
低視聴率の朝の報道バラエティ番組を立て直そうとするもの
しかしそのやってることが、日本のお笑い芸人がやっていることと同じ(笑)

視聴率アップのために何でもやる
ジェットコースターでの自撮り
ダイアン・ キートンの肉襦袢を着て相撲
カエルにキス(ここまでやるとはさすが大女優)
日本では見飽きた「世界の果てまでイッテQ」と同じネタが
アメリカでは新しいのでしょうか(笑)





でもそれが成功を収め、憧れの「トゥデイ」という番組から
勧誘されることになるのです


これが、嫌味なプライド男のキャスター、ハリソン・フォードさえ
心揺さぶられるようなニュース番組作って
視聴率上げたというなら共感もしたと思うのですが
下品で過激なさらなるバラエティ化にはちょっと頷けませんでした
(そもそも私は朝の報道バラエティ番組が嫌いでした 笑)

でもワーカーホリックの20代の女性を
レイチェル・ マクアダムスは好演していたと思います
どんなに失敗しても前向きで明るい
そしてなかなか可愛い

ハリソン・フォードとダイアン・ キートンの毒舌対決は
たぶん本人たちは楽しんでやっていたと思います
もう「余裕」って感じです


そして、こんなにも凄いメンバーにかかわらず
やっぱりそのうち中身は忘れてしまうと思います(笑)


【作品情報】Movie Walkerより
プラダを着た悪魔』の脚本家と『ノッティングヒルの恋人』の監督という、女心を描くことには定評のあるコンビが、『きみに読む物語』の注目株レイチェル・マクアダムスを迎えて放つサクセス・ストーリー。ニューヨークのテレビ局を舞台に、恋に仕事に奮闘する女性の姿をリアルに映し出す。