洋画・ドラマ

フィラデルフィア(1993)

2016年末時点での世界のHIV感染者数は3670万と推定エイズの流行が始まって以来およそ7610万人がHIVに感染し3500万人がエイズ関連の疾病で死亡したと考えられる日本国内HIV感染発生数は厚生労働省エイズ発生動向委員会に報告され2016年の新規報告数は1448件日…

ブルゴーニュで会いましょう(2015)

原題は「PREMIERSCRUS」(プルミエ・クリュ=1級畑)フランス東部のアロース・コルトンは人口200人に満たない小さな村で優れたワインを産する歴史のあるドメーヌも多くブルゴーニュでは珍しい、赤・白両方の特級畑を持つそうですしかし、農家の後継者不足に…

あなたのママになるために(2015)

原題は「Mama」スペイン語でmamaは「ママ」と同時に、「乳房」という意味もあるそうで「cancerde mama」は「乳がん」のこと女性特有のがんといえば、乳房や子宮の切除抜け毛といった、女性そのものの象徴を失う辛さもある病気出産もまた女性にしか経験のでき…

はじまりへの旅(2016)

「人がたくさんいる公共の場所へ持っていき そのまま速やかにトイレに流してください」原題は「CaptainFantastic」(キャプテン・ファンタスティック)Fantasticには「素晴らしい」とか「優れた」のほかに「風変わりな」「奇怪な」という意味もあるそうです…

アクトレス ~女たちの舞台~(2014)

アラフィフを迎えるビノシュの発案によってオリヴィエ・アサイヤス監督が彼女を念頭に脚本を書いたもの老年に差し掛かった女優の等身大の姿と、悩みを垣間見せる内容で評価は高く、アサイヤス監督の最高作とも称えらたそうですとはいえ、ハリウッドのような…

パディントン(2014)

「そのセクシーな女を止めろ!」原作はイギリスの作家、マイケル・ボンドの児童文学「くまのパディントン」(PaddingtonBear)シリーズは30の言語で、全世界で3000万部を売り上げているベストセラーぬいぐるみは今でも大ヒット商品クマキャラということで、…

トゥー・リブ・アゲイン(1998)

16年間母親に監禁されたという女性の実話に着想を得た1998年のアメリカのテレビ映画構成も映像も特筆するところのない作品ですが最後の審問会には心打たれます日本でも精神疾患という理由で両親に15年間監禁され33歳の女性が凍死した「寝屋川監禁事件」…

ヴィンセントが教えてくれたこと(2014)

「欠点を持っていない聖人などいない だって、聖人も1人の人間なんだから」古今東西使いまわされた「少年交流もの」しかもヴィンセント、何も教えてねえし(笑)結局お金の問題も解決したのかね?原題は「St.VINCENT」酒浸りでギャンブル好き、借金まみれの…

アリスのままで(2014)

「もう昨日のことは、まるで覚えていないわ 明日のことは、なにもわからない 私はいま、この瞬間を生きるしかないのよ それすらも、忘れてしまうのよ」原題は「STILL ALICE」(じっとして動かない、そのまま)原作は神経学の大学教授でアルツハイマーの研究…

クロワッサンで朝食を(2012)

パリってだけで好きなんですけど(笑)原題は「UneEstonienne à Paris 」(パリのエストアニア人)享年89歳で亡くなった名女優ジャンヌ・モローの遺作シックでエレガントなシャネルの衣装東洋風の調度品を取り入れたインテリアクロワッサンへのこだわり自由…

ラグタイム(1981)

アカデミー賞に8部門もノミネートされながら1つも受賞できなかった映画ということですが「汚れた顔の天使」など8本の映画で共演しているコンビジェームズ・キャグニーとパット・オブライエン(共に81歳)の最後の出演作ツウの方にとっては感慨深いものがあ…

マイ・ベスト・フレンド(2015)

「最悪の瞬間も最高になる」私は友人の多いほうだと思うけれどここまでの大親友はさすがにいませんしもしいたとしても、こんなにも尽くせるかどうかわかりません自分が幸福な時、親友がどん底だったらどうしたら良いのだろうその逆もしかり自由奔放で過激で…

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014)

原題は「5Flights up」(5階上)物凄くいい、とは言わないけれど(笑)お昼に主婦がほっこりするのにとかこれから結婚する恋人同士が見るのにいいと思いますこんな夫婦になりたいそしてブルックリン橋を見下ろせる南向きのアトリエ屋上に家庭菜園、お洒落な…

レッズ(1981)

タイトルの「Reds」は、共産主義者のこと「世界をゆるがした十日間」の著者ジョン・リードとその妻である女性解放運動の先駆者ルイーズ・ブライアントの半生カメラはベルトリッチ組のヴィットリオ・ストラーロ産業革命以後に広がった産業構造により18世紀…

ヒューゴの不思議な発明(2011)

「映画を観た観客が変身する魔法使いにも、人魚にも、手品師にも」「月世界旅行」で有名なジョルジュ・メリエスをリスペクト過去の映画人たちの功績を改めて世界に知らせ、未来に残したいそんなスコセッシ監督の決意と映画愛がヒシヒシと感じられる作品でし…

グレイ・ガーデンズ 追憶の館(2009)

アメリカでは高く評価され、ゴールデン・グローブでは主演女優賞エミー賞では6部門に輝いたそうですジャクリーン・ケネディの叔母であるビッグ・イディ・ビールとその娘リトル・イディ・ビールが住むハンプトンのグレイガーデンズ1940年代は社交界の華と謳わ…

大統領の執事の涙(2013)

マライアがスッピんメイクで主人公の母親役で登場女性の化粧の威力って・・・(笑)トールマンアイゼンハワー(ロビン・ウィリアムズ)JFK(J・マースデン)ジョンソン(リーヴ・シュレイバー)ニクソン(ジョン・キューザック)フォードカーターそしてレー…

プレイス・イン・ザ・ハート(1984)

「愛がなければそれは無に等しい」聖書のコリント人への手紙の一節ロバート・ベントンは「俺たちに明日はない」や「クレイマー・クレイマー」が注目されますがこの作品もそれらに負けないくらい素晴らしいです第57回アカデミー賞では主演女優賞と脚本賞を受…

再会の街で(2007)

原題「ReignOver Me」は作中にも流れるザ・フーの「Love, Reigno'er Me」(愛が僕を支配する)(日本語タイトルは“愛の支配”)のことセンスがいいですね、ストーリーともとてもあっています音楽も映像もいいただしあの改造原付スクーターは、本当は違法だとい…

それでも夜は明ける(2013)

10代のころ「アンクル・トムの小屋」という物語を読み本気で大泣きした記憶があります(笑)今では自由や民主主義を、どこの国よりも強く歌い上げるアメリカ実は本音と建て前を、非常にうまく使い分けるお国柄なのかも知れませんしかし、恥ずべき暗部を(映画…

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016)

シネスイッチ銀座で鑑賞したのですが平日にもかかわらず、ずいぶん女性客が多く入っていて驚きましたもしかして、主演のルーク・トレッダウェイという男性が今の若い女性に人気なのかしら?とか思っていたら映画が終わった後には売店に行列ああ、猫好きの方…

黄金のアデーレ 名画の帰還(2015)

邦題でネタばれしていますが(笑)オーストリアを代表する画家、クリムト彼が残した名作、「アデーレ・ブロッホ=バウワーの肖像Ⅰ」別名「黄金のアデーレ」これもまた間接的にナチスドイツの悪辣非道を一方的に取り上げた作品ですが強奪された美術品を取り戻す…

メイジーの瞳(2012)

ネグレクト子供に対するネグレクトは育児放棄(いくじほうき)育児怠慢(いくじたいまん)監護放棄(かんごほうき)とも言う。心理的虐待および身体的虐待の一種でもあり、「自らの実子への無視」「特に自立性や自救能力が低く、幼児や低年齢児童の養育を著…

フェンス(2016)

アメリカでは評論家から絶賛されたという本作ほぼ喋り通しの演技合戦は見事なもので演劇を観ているようですただ、ひとことでいえば「老害」ものなので見ていて辛く、最後までイライラします1950年代のピッツバーグトロイは親友のジム・ボノとごみの収集業者…

八日目(1996)

「最高の、一分間だった」 この一分間は僕たちの時間だ」タイトルである「八日目」は、神が7日間で世界をつくったなら8日目には何をつくられたのか?ということダウン症である主人公、ジョルジュ演じる本人もダウン症であり演技なのか本来のものなのかわか…

リリーのすべて(2015)

原題は「The Danish Girl」(デンマークの娘)世界で初めて性別適合手術を受けたリリー・エルベ(1882~1931)の物語リリーはトランスジェンダーということ性同一性障害とトランスジェンダーは違うそうです私には作中のリリーは二重人格に見えましたちなみに…

スティーブ・ジョブズ(2015)

スティーブ・ジョブズについては以前ドキュメンタリーを見たことがありまして(「スティーブ・ジョブズの真実」だったかな)彼は甚だしい身勝手さや、不愉快な言動で家族や親友さえも裏切り、傷つけてしまうのですそのうえ他人のアイディアや、作ったものは…

ジミー、野を駆ける伝説(2014)

恥ずかしながらケン・ローチ監督作品はこれが初めて日本とも縁のある監督ということです私のように政治や思想や宗教に疎い人間にとっては左翼思想の入門編として勉強になる作品でした評価が高いだけあって、映画としても素晴らしいですしなにより作り手の信…

バベル(2006)

旧約聖書の「創世記」の中で、天に届く塔を建設しようとしますが人間の傲慢に腹をたてた神により建設を妨られバベルの塔は崩れてしまいますそして神は人間にバラバラな言葉をしゃべらせこらしめるという罰を与えますつまりこの作品のテーマは「言葉によるコ…

21グラム(2001)

タイトルの「21グラム」とは、20世紀初期のアメリカの医師ダンカン・マクドゥーガルが行った魂の重量の計測しようとした実験に由来するウィキペディアよりこの作品は人間の魂の救済はどこにあるのか、許しは得られるのか許しの先には何があるのかということ…