洋画・ドラマ

再会の街で(2007)

原題「ReignOver Me」は作中にも流れるザ・フーの「Love, Reigno'er Me」(愛が僕を支配する)(日本語タイトルは“愛の支配”)のことセンスがいいですね、ストーリーともとてもあっています音楽も映像もいいただしあの改造原付スクーターは、本当は違法だとい…

それでも夜は明ける(2013)

10代のころ「アンクル・トムの小屋」という物語を読み本気で大泣きした記憶があります(笑)今では自由や民主主義を、どこの国よりも強く歌い上げるアメリカ実は本音と建て前を、非常にうまく使い分けるお国柄なのかも知れませんしかし、恥ずべき暗部を(映画…

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016)

シネスイッチ銀座で鑑賞したのですが平日にもかかわらず、ずいぶん女性客が多く入っていて驚きましたもしかして、主演のルーク・トレッダウェイという男性が今の若い女性に人気なのかしら?とか思っていたら映画が終わった後には売店に行列ああ、猫好きの方…

黄金のアデーレ 名画の帰還(2015)

邦題でネタばれしていますが(笑)オーストリアを代表する画家、クリムト彼が残した名作、「アデーレ・ブロッホ=バウワーの肖像Ⅰ」別名「黄金のアデーレ」これもまた間接的にナチスドイツの悪辣非道を一方的に取り上げた作品ですが強奪された美術品を取り戻す…

メイジーの瞳(2012)

ネグレクト子供に対するネグレクトは育児放棄(いくじほうき)育児怠慢(いくじたいまん)監護放棄(かんごほうき)とも言う。心理的虐待および身体的虐待の一種でもあり、「自らの実子への無視」「特に自立性や自救能力が低く、幼児や低年齢児童の養育を著…

フェンス(2016)

アメリカでは評論家から絶賛されたという本作ほぼ喋り通しの演技合戦は見事なもので演劇を観ているようですただ、ひとことでいえば「老害」ものなので見ていて辛く、最後までイライラします1950年代のピッツバーグトロイは親友のジム・ボノとごみの収集業者…

リリーのすべて(2015)

原題は「The Danish Girl」(デンマークの娘)世界で初めて性別適合手術を受けたリリー・エルベ(1882~1931)の物語リリーはトランスジェンダーということ性同一性障害とトランスジェンダーは違うそうです私には作中のリリーは二重人格に見えましたちなみに…

スティーブ・ジョブズ(2015)

スティーブ・ジョブズについては以前ドキュメンタリーを見たことがありまして(「スティーブ・ジョブズの真実」だったかな)彼は甚だしい身勝手さや、不愉快な言動で家族や親友さえも裏切り、傷つけてしまうのですそのうえ他人のアイディアや、作ったものは…

ジミー、野を駆ける伝説(2014)

恥ずかしながらケン・ローチ監督作品はこれが初めて日本とも縁のある監督ということです私のように政治や思想や宗教に疎い人間にとっては左翼思想の入門編として勉強になる作品でした評価が高いだけあって、映画としても素晴らしいですしなにより作り手の信…

バベル(2006)

旧約聖書の「創世記」の中で、天に届く塔を建設しようとしますが人間の傲慢に腹をたてた神により建設を妨られバベルの塔は崩れてしまいますそして神は人間にバラバラな言葉をしゃべらせこらしめるという罰を与えますつまりこの作品のテーマは「言葉によるコ…

21グラム(2001)

タイトルの「21グラム」とは、20世紀初期のアメリカの医師ダンカン・マクドゥーガルが行った魂の重量の計測しようとした実験に由来するウィキペディアよりこの作品は人間の魂の救済はどこにあるのか、許しは得られるのか許しの先には何があるのかということ…

BIUTIFUL ビューティフル(2010)

PIGS(ピッグス)とはポルトガル (Portugal)、イタリア (Italy)、ギリシャ (Greece)、スペイン (Spain) (それにアイルランド(Ireland) を加えてPIIGS)世界金融危機において金融、財政部門の改善が自国の力では達成出来ないヨーロッパの国々のことつまり歳…

デーヴ(1993)

ベーブルースの「ベイブ」や子豚ちゃんの「デーブ」とかぶってあまり興味を惹かれないタイトルでしたが(笑)見てみたら、とても良かったですこんなことあったらいいなという、感動のドラマ90年代はまだ、こういう夢物語が成り立っていたのですねフランク・キ…

アンコール!!(2012)

今の若いパパさんだと、家事や育児を手伝い入学式や運動会、参観日などの学校行事には仕事も休む休日は家族サービスも当たり前でもちょっと昔の男性なら、仕事と男の付き合い一筋とにかく稼いで家族を養うことが第一そういう方が多かったのではないでしょう…

バチカンで逢いましょう(2012)

「男は1度に2つのことはムリ」「イタリア男は別かと・・」「男は皆同じよ」プチ「ローマの休日」とプチ「旅情」を感じるドイツ映画最近はシニアの恋愛映画がずいぶん多い気がしますもしかしたら今時のシニアは、若い人よりも肉食系なのかも(笑)40年連れ添っ…

愛する人(2009)

アメリカではシングル・マザーを選ぶ女性や養子縁組がかなり多いのでしょう評価もそれなりに高く感動したというレビューが多かったのですが私はあまり共感できませんでした前半はベッドシーンがやたら多しナオミ・ワッツがエロでワルすぎサスペンスです(笑)…

プレシャス(2009)

こんなにも絶望的で、未来さえない少女をよくここまでカラっと前向きに描けたと思います虐待を受け、読み書きもできない、挙句の果てにはHIVそんなヒロインが「大学に行く」と決断するまでの物語16歳の黒人で肥満の女の子、プレシャスは2度目の妊娠中子ども…

マリーゴールド・ホテルで会いましょう(2011)

イギリスに住む老男女7人が格安なリゾートホテルで長期滞在するためインドのジャイプールまでやってきますしかしインターネットの豪華な広告とは違いそこのあったのは古いボロホテルでしたそのホテルの若い支配人ソニーがいいんです前向きで明るい性格が、い…

愛と哀しみの果て(1985)

原題は「アフリカの日々」(Out of Africa)同じ作者の「運命譚」(Anecdotes of Destiny)という作品は「バベットの晩餐会」のタイトルで映画化されました大人になって改めて見たほうが、良かったですね文芸的で、哲学的、そして自然回帰だからといって、決…

LION/ライオン ~25年目のただいま~(2016)

ネット版「母をたずねて三千里」これがアカデミー作品賞でも良かったんじゃない?(笑)5歳のサルーの魅力に、いきなり釘付けになります愛らしい大きな瞳、純粋な笑顔、声まで可愛い序盤から涙を誘いますサルーは「兄ちゃん」が大好きでしょうがない兄も弟を…

ボビー・フィッシャーを探して(1993)

ボビー・フィッシャーとは、アメリカ人で初めてチェスの世界チャンピオンになった伝説的な天才でチェスをする人々にとっては神のような存在のようですそんな彼の再来を夢見る物語7歳のジョシュは野球が好き、レゴが好き、そんな普通の男の子ある日公園で遊ん…

ムーンライト (2016)

第89回アカデミー賞の授賞式での誤発表が話題を集めたせいか109劇場内は結構混んでいましたね予約せずに行ったら、思い切り前側しか席が空いていませんでしたにもかかわらず、映画が終わり劇場が明るく立ち上がってふと後ろを振り向いたら、大勢が熟睡中(…

夏の庭 The Friends(1994)

「死んだ人、見たことあるか」「死んだらどうなるんだろ」どこの地域にもありますよねかっては立派な家に、広い庭だったのかも知れませんそれが今では草木がぼうぼう植木鉢やゴミが散乱して野良猫の棲み処人が住んでいるのか、いないのか・・・子どもにとっ…

沈黙 -サイレンス-(2016)

「形だけだよ」遠藤周作さん原作の「沈黙」(1966)は江戸時代初期のキリシタン弾圧に遭ったポルトガル人司祭、ロドリゴの苦悩を描いた歴史小説の名作海外からの評価も高く「死ぬまでに読むべき必読小説1000冊リスト」にも選ばれているそうですキリスト教徒で…

アーティスト(2011)

「バンド・ワゴン」を見てからこの作品は「バンド・ワゴン」のオマージュなのだと気が付きましたCGや3Dが氾濫している中白黒でサイレントという逆手のアイデアは新鮮に感じますしたとえ言葉が通じなくてもわかりあえるということが2011年アカデミー作品賞受…

レナードの朝(1990)

年月を経ての2度目の鑑賞若い頃は、結局は元の姿に戻ってしまったラストに患者たちやその親族に、より残酷な思いをさせたのではないかとあまりいい気持がしませんでしたでも、感動的な出来過ぎたラストよりこの切なさこそが人間らしさであってこの作品のいい…

サンタクロースになった少年(2007)

サンタクロースはなぜ子どもたちにプレゼントを配るようになったのかトナカイがそりを引いているのか赤い服を着ているのかもし、子どもからそんな質問をされたらなんて答えたらいいのかしらそんな問いかけに答えた作品なのでしょうそう思うとこの作品がフィ…

ネバーランド(2004)

「ピータパン」ディズニーのアニメ版は誰でも知っているくらい有名ですし実写でも何本も映画化されていますねこの作品ではジョニー・デップが主役なのは「・・・カリビアン」繋がりダスティン・ホフマンは「フック」そんなファンサービスなのでしょうか偉大…

ザッツ★マジックアワー ダメ男ハワードのステキな人生(2008)

邦題と内容は全く違いどちらかといえば、時代遅れのマジシャンの時には哀しく、痛々しい人生トム・ハンクス父子共演で話題になりそうなものですが日本では未公開だったようですとはいえジョン・マルコヴィッチの演技は天才的地味ですがしっかりとした作品に…

ブロンテ姉妹(1979)

1835年ごろ、ブランウェルによって描かれた3姉妹の肖像画。左からアン、エミリー、シャーロット。エミリーとシャーロットの間にはブランウェルが描かれていたが、彼自身の手によって消されている。ウィキペディアより「嵐が丘」(シャーロット・姉)「ジェー…