洋画・ドラマ

アンコール!!(2012)

今の若いパパさんだと、家事や育児を手伝い入学式や運動会、参観日などの学校行事には仕事も休む休日は家族サービスも当たり前でもちょっと昔の男性なら、仕事と男の付き合い一筋とにかく稼いで家族を養うことが第一そういう方が多かったのではないでしょう…

バチカンで逢いましょう(2012)

「男は1度に2つのことはムリ」「イタリア男は別かと・・」「男は皆同じよ」プチ「ローマの休日」とプチ「旅情」を感じるドイツ映画最近はシニアの恋愛映画がずいぶん多い気がしますもしかしたら今時のシニアは、若い人よりも肉食系なのかも(笑)40年連れ添っ…

愛する人(2009)

アメリカではシングル・マザーを選ぶ女性や養子縁組がかなり多いのでしょう評価もそれなりに高く感動したというレビューが多かったのですが私はあまり共感できませんでした前半はベッドシーンがやたら多しナオミ・ワッツがエロでワルすぎサスペンスです(笑)…

プレシャス(2009)

こんなにも絶望的で、未来さえない少女をよくここまでカラっと前向きに描けたと思います虐待を受け、読み書きもできない、挙句の果てにはHIVそんなヒロインが「大学に行く」と決断するまでの物語16歳の黒人で肥満の女の子、プレシャスは2度目の妊娠中子ども…

マリーゴールド・ホテルで会いましょう(2011)

イギリスに住む老男女7人が格安なリゾートホテルで長期滞在するためインドのジャイプールまでやってきますしかしインターネットの豪華な広告とは違いそこのあったのは古いボロホテルでしたそのホテルの若い支配人ソニーがいいんです前向きで明るい性格が、い…

ボビー・フィッシャーを探して(1993)

ボビー・フィッシャーとは、アメリカ人で初めてチェスの世界チャンピオンになった伝説的な天才でチェスをする人々にとっては神のような存在のようですそんな彼の再来を夢見る物語7歳のジョシュは野球が好き、レゴが好き、そんな普通の男の子ある日公園で遊ん…

ムーンライト (2016)

第89回アカデミー賞の授賞式での誤発表が話題を集めたせいか109劇場内は結構混んでいましたね予約せずに行ったら、思い切り前側しか席が空いていませんでしたにもかかわらず、映画が終わり劇場が明るく立ち上がってふと後ろを振り向いたら、大勢が熟睡中(…

夏の庭 The Friends(1994)

「死んだ人、見たことあるか」「死んだらどうなるんだろ」どこの地域にもありますよねかっては立派な家に、広い庭だったのかも知れませんそれが今では草木がぼうぼう植木鉢やゴミが散乱して野良猫の棲み処人が住んでいるのか、いないのか・・・子どもにとっ…

アーティスト(2011)

「バンド・ワゴン」を見てからこの作品は「バンド・ワゴン」のオマージュなのだと気が付きましたCGや3Dが氾濫している中白黒でサイレントという逆手のアイデアは新鮮に感じますしたとえ言葉が通じなくてもわかりあえるということが2011年アカデミー作品賞受…

サンタクロースになった少年(2007)

サンタクロースはなぜ子どもたちにプレゼントを配るようになったのかトナカイがそりを引いているのか赤い服を着ているのかもし、子どもからそんな質問をされたらなんて答えたらいいのかしらそんな問いかけに答えた作品なのでしょうそう思うとこの作品がフィ…

ブロンテ姉妹(1979)

1835年ごろ、ブランウェルによって描かれた3姉妹の肖像画。左からアン、エミリー、シャーロット。エミリーとシャーロットの間にはブランウェルが描かれていたが、彼自身の手によって消されている。ウィキペディアより「嵐が丘」(シャーロット・姉)「ジェー…

世界で一番パパが好き!(2004)

タイトルからは、ありがちなハートフルな家族ムービーを思い浮かべますが(そういう部分もあるけれど)ちょっとアダルト原題は「ジャージー・ガール」妻に先立たれ、仕事もくびになったシングル・ファザーこれは子どもの成長を描いたものではなく父親オリー…

潜水服は蝶の夢を見る(2007)

ジャン=ドーが病院で目を覚ましたところから物語は始まりますよく見えない人が騒いでいる。看護師や医師が現れ状況を説明してくれても何がなんだか・・・ファッション雑誌「ELLE」の編集長として活躍中の1996年12月ジャン=ドーはドライブ中に脳…

奇跡のシンフォニー(2007)

今からほんの十数年とか、数十年前携帯電話やインターネットは、今ほど普及されていません情報を手にしたり、簡単に人との連絡を取り合うのは難しいのですそんな時ステキな異性と出会って、忘れられなかったらどうする?もしもわが子の、行き先が分からなく…

永遠のマリア・カラス(2002)

「眠っていても、彼の夢を見る 目覚めても彼の感触が・・ 呪いは解けない」 『トスカ』よりマリア・カラスと親交のあったゼッフィレリ監督が想像で描いた作品ゼッフィレリ監督の映像美は大好き「ロミオとジュリエット」「ブラザーサンシスタームーン」・・若…

アウンサンスーチー ひき裂かれた愛(2011)

「私たちの自由のために、あなたの自由を行使してください」リュック・ベッソン監督が偉人伝なんて驚きましたがなるほど、彼の「戦う女性」好きなのは本物なのでしょう(笑)映画のほうは、アウンサンスーチー女史よりも夫であるマイケル・アリス博士に焦点が…

青春群像(1953)

「労働者階級の諸君!」寅さんを思い浮かべますねこの作品が元ネタなのでしょうか。原題は「のらくらな者たち」という意味なのだそう。今でいうニート、大人になっても働かず実家に住み親に養ってもらっている、30男の物語。現在のようにゲームやネットがあ…

グッドナイト・ムーン(1998)

原題「Stepmom」は「まま母」という意味だそうです。ジュリア・ロバーツが一歩引いた控えめな存在で好演。こんな役柄もできるんだなとちょっと見直しました。スーザン・サランドン姐さんの存在感が圧倒的すぎたからかもしれませんが。笑NYで活躍する売れっ…

レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い(1994)

20世紀初頭のモンタナ。厳格な父親ウィリアムと真面目で頭が良く品行方正な長男アルフレッド自由奔放で先住民風ライフスタイルな次男トリスタンは先住民の一家と暮らしていました。そこに素直でやさしい末っ子サミュエルが婚約者スザンナを連れて帰ってき…

100歳の少年と12通の手紙(2009)

若くもなく、美人でもないし、特別スタイルがいいわけでもないけれどだんだんと素敵に見えてきましたね「マダム・ローズ」。フランス映画の女性の魅せ方には本当にいつも感心してしまいます。子どもの難病ものですがサラリとしていますね。「死」についてで…

エンド・オブ・ザ・ワールド(2012)

地球に小惑星が激突し、3週間後には人類が滅亡してしまいます。残された時間、あなたなら何をしますか?大切な家族や、愛する人と過ごす食べたいものを思い切り食べる酒や麻薬や自由なセックスで快楽に溺れる今までできなかった贅沢略奪や暴動、人殺しいや…

マン・オン・ザ・ムーン(1999)

全く面白くはない。だけれど、良くできた映画なのだと思います。ジム・キャリーの演技もどの作品より逸品。35歳でこの世を去った伝説のコメディアンアンディ・カウフマンの伝記的物語。たぶん私だけでなくほとんどの人が笑えないタチの悪いコメディ。話し…

クレアモントホテル(2005)

理想の老後ってどんなのでしょう?やっぱりお金に余裕があって健康で、好きな趣味ができてそして素敵な異性の友達がいたらいいですよね。 そんな老後ファンタジー。 老い先短い余生を、ロンドンのプチホテルで過ごそうとやってきたサラ・パルフリー夫人。し…

ニンフォマニアック Vol.2(2013)

vol.1よりもこちらの後編のほうがトリアー・ワールドだったと思います。私の感じるトリアー監督の世界・・それはヒロインをとことん「惨め」にしてどん底まで堕とします。 ルコント監督がソフトならトリアー監督はハード。笑 多淫なジョー。あまりに多くの…

ニンフォマニアック Vol.1 (2013)

「何も感じないわ!何も感じないのよ!」 「奇蹟の海」よりは受け入れられましたけれども。笑映像と裏腹に台詞は抽象的で文芸風。過激なセックスシーンがあるもののポルノやAVというよりは哲学的な作品でしょう。 女性が「感じるため」の度がだんだんと過…

マイレージ、マイライフ(2009)

以前、その人の財布の中を見ればその人の暮らしぶりがわかる・・そんな話を聞いたことを思い出しました。財布の中がスッキリ整理されていれば、部屋も整理されているし小銭やレシートやカードで溢れ返っていれば部屋も荷物でいっぱいだというのです。 「リ…

水曜日のエミリア(2009)

「君は愛する人に厳しい」 水曜日とはエミリア(ナタリー・ポートマン)が夫の8歳になる連れ子を学校に迎えに行く日のこと。普段は母親のもとにいるウィリアム(チャーリー・ターハン)ですが水曜は父親のジャック(スコット・コーエン)の家に泊まりにく…

長い灰色の線(1954)

社会派映画のような私の好みの邦題なのですが。笑 ウエストポイントの士官学校の体育教官の50年間にわたる夫婦愛、師弟愛をセンチメンタルに描いた作品でした。長いとは歴史のこと、灰色は士官学校の制服、線は伝統のことだそうです。 アメリカではべトナ…

列車に乗った男(2002)

ルコント監督は数本しか見ていないけれど私の感性とは相性がいいと思います、直感で。ちょっとお年だけれど、男性としてもルコント監督は好きなタイプかも直感で。笑 たまたま薬局で知り合った老人、マヌスキエの家にやっかいになることになった列車で来た…

ミス・ポター(2006)

ピーター・ラビットは絵本よりも「キューピー3分クッキング」のイメージが強い私ですが。(ピーター・ラビットファンのみなさん、ごめんなさい。笑) メルヘンチックな女性をターゲットに商業主義に染まった作品だろうと思いましたが期待しなかったせいか…