洋画・サスペンス/犯罪/マネー

60セカンズ(2000)

Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)発売のおかげで我が家のテレビは「ゼルダの伝説」にほぼ完全侵略されなかなか、まとまった時間で映画を見れない状態(涙)なんとか隙を見て録画鑑賞しなくては!アンジー、「17歳のカルテ」の次の作品だけあって若い…

乱気流/タービュランス(1997)

殺人鬼が追いかけ、ヒロインが泣き叫び、逃げる「シャイニング」のクライマックスを飛行機の中に置き換えたようなB級ホラーということですFBIも操縦士もみんな死んでしまい殺人鬼とヒロイン、ふたりきりの対決にするまでのもっていきかたは確かに無理やりで…

裏切りのサーカス(2011)

ここでいう「サーカス」とは英国諜報部のこと70年代を再現したような映像はいいですねこの雰囲気にはすぐ引き込まれましたしかし難しい映画でした大筋は諜報部内にいるソビエトの二重スパイ「もぐら」を探せというものですが、あまりにも情報量が多い原作…

イレブン・ミニッツ(2015)

早稲田松竹にて鑑賞11分間の出来事を映した群像劇顔を殴られた男と、女優の妻、映画監督バイク便の男、ホットドッグ屋、尼さん登山家の男女、絵を描く老人、強盗に失敗する青年救命士たち、犬を連れた女性それぞれの人物がどのような人間なのかとか過去につ…

イレブン・ミニッツ(2015)

早稲田松竹にて鑑賞11分間の出来事を映した群像劇顔を殴られた男と、女優の妻、映画監督バイク便の男、ホットドッグ屋、尼さん登山家の男女、絵を描く老人、強盗に失敗する青年救命士たち、犬を連れた女性それぞれの人物がどのような人間なのかとか過去につ…

穏やかな暮らし(2010)

「私は何人も殺した 転向し、息子も家族も信用も捨てた 神は新しい人生をくださった でも今、それを取り上げようとなさる 神は人を助ける気などないのだ」未公開作品のイタリアン・フィルム・ノワール監督も主演者も知りませんでしたが演技に評価のある俳優…

ペイチェック 消された記憶(2003)

ジョン・ウー監督というだけでどんな作品か想像できそうですが(笑)想像通りでした多額の報酬と、記憶を消す条件で未来を見ることのできるマシンを開発しかし、そのマシンで自分の死と未来に起こる疫病や戦争を知ってしまいます記憶がなくなったあとに自分宛…

ミックマック(2009)

ジャン=ピエール・ジュネ監督とテリー・ギリアム監督の作品って違うのだけれど似ていますよねファンタジーで、ユニークで、ブラックでいたずら心が満載そして回りくどい(笑)おフランスだけあってジュネ監督のほうはよりお洒落で、可愛らしい元ネタは「七人…

郵便配達は二度ベルを鳴らす(1946)

このタイトルは印象に残る良いタイトルですよね何を意味しているのか、想像を膨らませます81年版のジェシカ・ラング×ニコルソン版は見ています1作目はフランス製作(戦争などの影響で現存していないのでしょうか)2作目は42年のヴィスコンティ監督の長編処…

キングスマン(2014)

「ジェームズ・ボンド?」「ジェイソン・ボーン?」「ジャック・バウアーさ」なんとわが家のHDDが壊れてしまい録画していた映画が全てオジャンという悲劇に見舞われましたああ、コロンボも寅さんもまだ全話見ていないというのに(涙)数々の名作も消えてしま…

アウトブレイク(1995)

いつおこっても、おかしくないそんな集団感染の恐怖そこに、細菌兵器を巡る軍の陰謀や(アメリカ映画の定番=陰謀シリーズ)元夫婦の人間ドラマが加わります(アメリカ映画の定番2=仕事と男と女)こういう作品を見てもですし日本でもO157による集団感染の…

崖っぷちの男(2011)

最初の展開は意外性があってなかなか良かったと思います高層ホテルに宿泊に来た男が部屋でリッチな食事手に触れたものの指紋をふき取りそして窓を開け外壁のわずかな足場に立ちますあっという間に集まってくる野次馬にテレビ局主人公なんだから本当に死ぬつ…

デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~(2009)

~スパイはスパイに嘘をつく~ちょっとダサいサブタイトル(笑)因みに「デュプリシティ」とは「二枚舌」というような意味だそうです元MI6のスパイと元CIAの女スパイが手を組んで大企業から新製品の情報を盗み出し大金を稼ごうと目論む・・しかし企業間のスパ…

コンドル(1975)

いいオープニングですニューヨークの街角、メロウな音楽おおらかで優男なターナー(ロバート・レッドフォード)は書物の内容を解読する分析官あらゆる本を読み、その知識量は莫大なもの職場の同僚たちのランチの買い出しのあと仕事場に戻ったら全員が殺され…

オデッサ・ファイル(1974)

フォーサイスの小説の面白さは読むものの予想を、見事に裏切った結末に尽きるそして、読むのが怖いページをめくる恐ろしさといったらこの「オデッサファイル」が特に逸品こんなことが現実にあったなんて西ドイツの記者、ミラーは自殺した老ユダヤ人の日記を…

ゲーム(1997)

どれだけ大金のかかった誕生日プレゼントなのでしょう?(笑)そんなに、周到な準備から大勢のスタッフ集めるなんてどれだけの富豪というものだけど人間の考え方や人生を変えるのはやっぱり愛する人の存在なのよね自殺した父親のトラウマに捕らわれ続けている…

S.W.A.T.(2003)

大金をかけて製作したのはよくわかりましたが萌え感はありませんでしたね逮捕された麻薬王を護送することになったS.W.A.T.班しかし犯人が「逃がしてくれたら1億ドル払う」のテレビ発言でさまざまな妨害がおこりますアメリカ人って、1億払うの発言を本当に信…

さらば愛しき女よ(1975)

「お古いタイプなのね」「上半身だけはね」原作ファンからは人気が高いミッチャム版マーロウけだるいながらも、古いミステリー本を読むような展開には評価の高さもうなずけます撮影時には、すでに60歳オーバーのミッチャムは「強くなくては生きてはいけない…

マイティ・ハート/愛と絆(2007)

実際に起こった「ダニエル・パール誘拐事件」を基にした社会派ドキュメンタリー風映画 ブラッド・ピット製作、アンジェリーナ・ジョリー主演で話題になったということですでも撮影現場でのブラピの仕事は、子守り専門だったとか(笑)フランスのラジオ局に勤め…

フィクサー(2007)

面白かったですねフィクサーとは悪い意味のほうで使われるもみ消し屋のこと最近には珍しく、内容とあった良い邦題だと思います(笑)インテリで凄腕、一流弁護士事務所に勤めるエリート端から見たらなんて羨ましい、カッコイイと思ってしまいますでも毎日が忙…

ナイル殺人事件(1978)

この作品を一番引っ張っているのはエルキュール・ポアロ探偵の推理よりむしろミア・ファローのストーカーぶりだと思います。うまいですねえ。日本でいえば宮沢りえさんや中森明菜さんというイメージでしょうか。華奢すぎる身体に、妙に男性に対する執念を感…

オリエント急行殺人事件 (1974)

映画ファンなら思わずほくそ笑んでしまうそんな見事なキャストですねえ、華やか、華やか。監督はシドニー・ルメット。1930年、アメリカでの富豪の娘の誘拐殺人事件の5年後イスタンブールからカレーに向かうオリエント急行の中で資産家であるラチェットが、…

23年の沈黙(2010)

どんなことであれ、自分は人と違う世間でいう普通でない人間というのは生きるのが辛く孤独なものなのかも知れません。ピアという11歳の少女が暴行され殺されました。事件は未解決のまま時を経て担当刑事は定年退職を迎えます。そして23年後の同じ日に、…

アンノウン(2011)

よくある記憶喪失、私は誰?もの。笑雰囲気はポランスキー監督の「フランティック」似ています。「トータル・リコール」「ボーン・アイデンティティ」と使いまわされた展開なので新鮮味はなかったですけれどそれなりには見れる作品でした。言葉の通じない外…

モナリザ(1986)

主題はかなわない恋の物語なのですけれど。(かなわない恋=変態なのですけど)スタイルは「タクシードライバー」と似ています。主人公は冴えないオッサンですが。「ロジャー・ラビット」とか「スーパー・マリオ」の人よねえ。笑ボスの身代わりとして7年の…

名探偵登場(1976)

これは相当な映画ツウ、ミステリー通でないと笑えないそんなコメディだと思います。私がわかったのはピーター・フォークがボギー(マルタの鷹)でジェームズ・ココがポアロ警部のパロディということだけ。「影なき男」も「支那の鸚鵡」も「ミス・マーブル」…

シャーロック・ホームズの冒険(1970)

ビリー・ワイルダー版ホームズ。ワイルダー監督らしくコミカルで見やすいですね。ホームズの明かされる事のなかった事件簿。コナン・ドイルの原作の映画化ではなくオリジナルの脚本ということです。原題は「private life」というだけあって推理よりもホーム…

長い裏切りの短い物語(2012)

何となくタイトルがかっこいいなあというそんな理由だけで鑑賞しました。笑内容は面白さも盛り上がりもイマイチでした。序盤はほとんど話さえ見えなくて。もしかしたらこの暑さのせいで頭が回らないだけかも知れないのですけれど。笑でもヒロインが男性を誘…

マジェスティック(1974)

数ある復讐ものを私も見てきましたがさすがにこれはお初です。スイカのための復讐。笑これからの酷暑の時期、美味しい果物ですよね。私も大好き、アイスの「スイカバー」も「爽」のスイカ味もとってもお気に入り。笑とプライベートな甘味好きはさておき。何…

トゥモロー・ワールド(2006)

以前はこういう内容の作品を見てもただのフィクションと楽観的に楽しめましたが最近はありえない話ではないかもと思ってしまいます。いろいろなことを考えさせられた作品でした。協力とか友好とか寛容さがだんだんとなくなり穏健派や知識人の意見は抹消され…