キングスマン(2014)








なんとわが家のHDDが壊れてしまい
録画していた映画が全てオジャンという悲劇に見舞われました
ああ、コロンボも寅さんもまだ全話見ていないというのに(涙)
数々の名作も消えてしまった・・・(号泣)

しょうがないので同居している若い男(息子ともいう)の
DVDコレクションからお借りして鑑賞してみました
そして、自分の10代の頃と、今どきの10代との
映画の面白さに対するジェネレーションギャップを
感じることになります(笑)

私などはクローネンバーグ監督の「スキャナーズ」の
頭ドッカンのシーンに当時はとても斬新で衝撃を受けたものです

それが今ではどうでしょう
花火大会のように軽快にポンポンポンポンと
数々の頭が吹っ飛んでいきます

人間技とは思えないアクション
超人ロック」もかなわない(笑)

映画というより、殺戮ゲーム的な映像ですね
最近ではこれくらい過激でスピーディでないと
若いゲーマーの世代には受け入れられないのでしょう

しかし、007のオマージュというかパロディもあるので
映画通の方にも、少しは楽しめる部分はあると思います

しかし007風のラストとはいえ
王女様のヒップの終わり方はどうかな?
監督が変態趣味なのは伝わりましたけれど(笑)
(そいえば、クローネンバーグ監督も変態だったわ・・・)



【解説】allcinemaより
 「キック・アス」のマシュー・ヴォーン監督と原作者のマーク・ミラーが再びタッグを組み、「英国王のスピーチ」の名優コリン・ファースを主演に迎えて贈る痛快バイオレンス・スパイ・アクション。どこの国にも属さない世界最強の諜報機関の紳士スパイが、労働者階級の不良青年をスカウトして一流スパイに育て上げていくさまと、彼らが世界を混乱に陥れる巨大な陰謀に立ち向かっていく姿を、過激なバイオレンス描写を織り交ぜつつ、ユーモラスかつスタイリッシュなアクション満載に描き出す。共演は新人のタロン・エガートンのほか、マイケル・ケインサミュエル・L・ジャクソンマーク・ストロング
 高級テーラーキングスマン”で仕立て職人として働く英国紳士のハリー。その正体は、どの国家にも縛られることなく秘密裏に正義を遂行する国際的なスパイ組織“キングスマン”のエース・エージェント。ある日、エージェントの一人が何者かに殺害され、その欠員を補充するためハリーは、貧困地区で無軌道な生活を送っていた若者エグジーをスカウトする。彼の父はキングスマンのエージェントで、17年前、その犠牲的行為でチームを救い、命を落としたハリーの恩人だったのだ。こうしてエグジーは、父の後を継ぐべくキングスマンの過酷な新人試験に身を投じていく。一方ハリーは、天才IT富豪のリッチモンド・ヴァレンタインが水面下で進めていた恐るべき陰謀の謎を追っていくが…。