ペイチェック 消された記憶(2003)




ジョン・ウー監督というだけで
どんな作品か想像できそうですが(笑)
想像通りでした

多額の報酬と、記憶を消す条件で
未来を見ることのできるマシンを開発
しかし、そのマシンで自分の死と
未来に起こる疫病や戦争を知ってしまいます

記憶がなくなったあとに
自分宛てに送った20のアイテムを使い
マシンを壊すため巨大企業に戦いを挑みます

なのに、マシンを壊すために忍び込んだはずなのに
起動しなくなってしまったマシンを
わざわざ修理するのです

ばかか!お前は!!

マシンの機能が回復したらそこから逃げ
(記憶が消されているはずなのに操作はできる)
アクションにつぐアクションのあと
再びマシンを壊しに行くという

ばかか!お前は!!

しかも、このマシン
手相をチェックして
未来を映し出すという

手相占いかよ!(笑)


ちなみに人間の脳のニューロン
1日に約5万個も死滅しているらしく
もし映画の方法で3年分の記憶を消すとしたら
相当な年月がかかってしまうそうです

辻褄あわないストリーで
つっこみどころも満載でしたが
それでも、なんとなく最後まで見れました

酷評もされていますが
私にとって、つまらなかったわけでは
なかったのでしょう



【解説】allcinemaより
多額の報酬と引き替えに3年間の記憶を消された男が、陰謀に巻き込まれたことを知り、真実と失われた記憶を取り戻すため奔走する近未来SFサスペンス。「マイノリティ・リポート」の原作者フィリップ・K・ディックの短編小説を「M:I-2」「フェイス/オフ」のジョン・ウー監督が映画化。出演は「デアデビル」のベン・アフレックと「キル・ビル」のユマ・サーマン
 近未来。フリーのコンピュータ・エンジニア、マイケル・ジェニングスはハイテク企業と短期間の契約を結び、極秘プロジェクトに参加することで常に高い報酬を得ていた。ただし、契約により2週間を上限として参加期間の記憶を消されることが条件だった。そんなある日、彼はビッグ・プロジェクトに携わった巨大ハイテク企業のオールコム社から9200万ドルの破格報酬を提示される。その代償は3年間の記憶。しかし、契約終了後に受け取ったものは金ではなく、ガラクタとしか思えない19個のばらばらなアイテムが入った封筒のみ。そして、示された誓約書には“報酬を辞退する代わりにこの紙袋を受け取る”という自分のサインが確かに入っていた…。