ティモシー・シャラメ

HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ(2018)

「言わないで 夏が終わってもまだ言いたかったら 言って」 原題も「Hot Summer Nights」(熱帯夜) ここ数年注目され続けているA24の制作 といっても、中身はびっくりするほどありません(笑) 甘酸っぱい夏の想い出ではなく ハメをはずし過ぎ、取り返しがつ…

ボーンズ アンド オール(2022)

原題も「Bones and All」(骨とすべて) 最初から「カニバリズム」(食人、食人俗、人肉嗜食) の 若者の恋愛映画であるという映画広告のネタばらし(笑) マイノリティの恋愛ロードムービと思って見るのには 耐久が必要ですし(笑) 目玉グリグリ、腹を切り開…

君の名前で僕を呼んで(2017)

原題も「CALL ME BY YOUR NAME」 原作はアンドレ・アシマンの同名小説 脚本は純愛映画の匠、ジェームズ・アイヴォリー ひとことで言えばLGBTの(B=バイセクシャルの)少年の 「ひと夏の経験」ものですが インテリ度はかなり試されます(笑) 1983年、北イタ…

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019)

「現実は夢を諦めた人のもの」 原題も「A RAINY DAY IN NEW YORK 」(雨の日のニューヨーク) ストーリーとしては中くらいの出来で 「ミッドナイト・イン・パリ」(2011)の二番煎じといった感じ(笑) しかもハリウッドの#MeToo運動で、日の目をみなかった悲…

ドント・ルック・アップ(2021)

原題も「Don't Look Up」(見上げないで) アプローチは「アルマゲドン」(1998)か「ディープ・インパクト」(1998) この2作品は元のアイディアが同じなので内容が酷似しており 地球に隕石、あるいは彗星が衝突することがわかり 核ミサイルで破壊しようとする…

DUNE/デューン 砂の惑星 (2020)

原題は「DUNE: PART ONE」(砂丘) 1984年の公開当時は評判が悪かったというリンチ版は ゲスいキャラ&描写&不釣り合いなTOTOの曲とともにクセになる 今となっては人気カルト映画のひとつ もちろん同じ原作なのでストーリーの土台は一緒ですが 「リメイク」…

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019)

原題は「LITTLE WOMEN」(小婦人) 戦場から送られて来た父からの手紙を 4姉妹に囲まれ母が読み上げる有名なシーンは本作でも美しい 「若草物語」といえば、真っ先に 1949年のマーヴィン・ルロイ版を思い出しますが (それしか見ていないからな) こちらは「…