原作は少年ギャグ漫画ということ
120%童貞男子が妄想しそうなシチュエーション(笑)
一目惚れした狂介（鈴木亮平）は
彼女を助けるためなら女性用パンティ（仕様済みに限る）を被り
正義のヒーロー変態仮面にに変身します
オープニングはそのまんまスパイダーマン
宙を舞う移動もそのまんまスパイダーマン
だけど必殺技は亀甲縛り(笑)
だけどこれ、下着泥棒ですから
犯罪者ですから(笑)
そんなマーベル風の前半から、後半は
少年エロに近づいていきます(笑)
変態仮面を打倒するため
次々と変態刺客を送り込む
大金持ち大金玉男（ムロツヨシ）
さらに数学の代理教師の戸渡（安田顕）が愛子に接近
変態キャラ対決が行われていきます
鈴木亮平クンがいい身体をしていますね
相当なトレーニングをしたのでしょう
キャラとしてはレイザーラモンHGさんが
初登場した時ほどのインパクトはありませんでしたが
おパンツはたるみがあって、呼吸でパフパフ
極めつけの乳首いじり(笑)
主人公を完全に喰ってしまっています
と思ったら、ヤスケンさんの素顔は
自他ともに認める変態キャラということ
事務所の関係者からは「やっと変態の役が来た」
「地があれですから、演技というほどでもない」
と言われたそうです(笑)
しかしこの見事なヤスケンさんのあとに
巨大ロボット登場は失敗、白けてしまいました
そのうえ、ヒロインがパンティを脱ぐシーンが
「本当は脱いでない」ということが明らかにわかること
ここは最後まで演じきってほしいものです
それだったら、ノリノリで腰フリフリの片瀬那奈さんと
変態哲学を語るヤスケンの絡みが見たかったですね
那奈姐さんのSM女王が変態仮面の危機を助けるために
ワンダーウーマンにも負けないかっこよさで登場して
敵を次々縛り上げ
さらに鞭とハイヒールで男たちをお仕置きし
改心させていくのです
そしてかっこよく立ち去るのです
そのほうがよっぽどいいじゃない(笑)
全体的には映画というより
お笑いのバラエティー番組を見たという感じ
ちなみに私のツボにいちばん入ったのは
お弁当箱が亀甲縛り(笑)
お弁当を開けるの大変じゃん
さすがドSなお母さん
【解説】allcinemaより
90年代前半に『週刊少年ジャンプ』に連載されていたあんど慶周のギャグ漫画を、ＴＶ「勇者ヨシヒコと魔王の城」、「コドモ警察」の福田雄一監督で実写映画化。主演は「シュアリー・サムデイ」「ふたたびswingmeagain」の鈴木亮平。共演に「仮面ライダーフォーゼ」の清水富美加。また、本作の映画化を熱望した小栗旬が脚本協力で参加。
紅游高校拳法部員の色丞狂介は、刑事だった父親の血を受け継ぐ正義感あふれる青年。転校生のお嬢様・姫野愛子に一目惚れした彼だったが、ある時、銀行強盗に巻き込まれた愛子を救おうと覆面をして変装するはずが間違って女性用パンティを被ってしまう。すると、ドＭの父とドＳの女王様だった母から受け継いだ変態の血が覚醒し、潜在能力を極限まで引き出すことができる超人“変態仮面”に変身したのだった。それは決して誰からも賞賛されないヒーローだが、狂介はそこに悪者がいる限り、パンティを被り、変態仮面へと変身する。
