原題も「Cowboys & Aliens」で
見る前からB級の香り漂う「ツッコミ系」
ジェームズ・ボンドとインディ・ジョーンズが1873年のアリゾナで
兵隊とならず者とネイティブ・アメリカンとメキシカンと協力して
エイリアンと戦う地球防衛隊映画
それを人気のジョン・ファブローが監督して
プロデューサーにはブライアン・グレイザーにロン・ハワード
スティーブン・スピルバーグまでいるぞ
こんな全く脈絡無くて、訳分からん
しかもレジー賞にもノミネートされていないなんて
いったいどんなチカラが働いたんだ(笑)
荒野でひとり目覚めた男、 自分が誰か記憶にない
腕輪のような装置が付けられ、手元には1枚の女性の写真
やってきた賞金首狙いの男達に「ジェイク・ロネガン」と呼ばれ
ジェイクは瞬く間に彼らをやっつけます
彼らの服や帽子をはぎ取って近くの町まで行き
誰もいない家で顔を洗うと、そこには牧師が住んでいて
傷の手当てを受けることができました
町ではダラーハイド大佐のバカ息子パーシーが
ドクのバーでタダ飲みして愚行に走ります
しかも誤って保安官補を撃ってしまい逮捕されます
大佐は部下が牛ごと消えてしまい激怒していました
残ったカウボーイは光が見えて突然消えたといいます
そこに息子が逮捕されたと知らせが入り町に向かうと
宇宙船がやってきて町の人々を連れ去っていきました
(住民を誘拐する意味は謎のまま)
ジェイクは宇宙船を追いかけ
(馬が高速で飛行するUFOに並走)
腕輪のビームで宇宙船をやっつけますが
(アイアンマンか!)
宇宙船の中には何もなく、エイリアンはいそいそと北に逃げていく(笑)
ジェイクは仲間と大佐から盗んだ金貨と一緒に
妻がエイリアンに連れ去られたことを思い出します
金貨を強奪された大佐はジェイクを恨んでいましたが
彼の腕輪が役立つと思い、エイリアンにさらわれたバカ息子と
町の人々を探しに行くことにしますが
途中ジェイクの元仲間達に襲われ殺されそうになったり
宇宙船がやってきてエラが死ぬけど
先住民が焚火に放り込むと生き返ったり(だったら死ぬ意味あるのかよ)
そこでエラはエイリアンに被害を受けた惑星の生き残りだと言い
エイリアンの目的は金だと教えます(最初から言えよ)
先住民たちもまたエイリアンにさらわれた仲間を助けようとしていて
ジェイクの記憶を取り戻す儀式を行います
ジェイクは写真の女性は妻で、妻を助けるため基地に乗り込みますが
妻は殺され、腕輪を奪って逃げたことを思い出しました
大佐と町の人々、先住民、ジェイクの元仲間たちは団結し
エイリアンの金の採掘場に向かい、人々を救出
(ピストル一丁でエイリアンに殴り込み)
エラは腕輪を改造した爆弾を基地の内部に仕掛けに行き
(雑念があると腕輪が外れないと言いながら、そこでキスするってどゆこと)
エイリアンが宇宙に飛び立とうとしたとき爆発がおこり
エラもエイリアンも基地ごと消滅
町はエイリアンの残していった金によって潤い
ジェイクはひとり馬に乗り、どこともなく旅立つのでした
チャン、チャン♪
結局ゴールドラッシュでエイリアン探し当てた金脈を
人間が奪い返したってことかい
こんな薄っぺらい脚本、俺でも書けるわ(うそです 笑)
どうせなら本当のおばか映画作ったほうが
よっぽど面白かったのに(笑)
それとも、エイリアンが拉致した白人を居留地に閉じ込めて
アングロサクソン人に自分たちのしてきたこと思い知らせる
アメージング・ストーリーにするとかね
主演者みんな無駄に演技がウマいぶん
違う意味で、哀しい気持ちにはなりました(笑)
【解説】映画.comより
「007」のダニエル・クレイグと「インディ・ジョーンズ」のハリソン・フォードが共演するアクション大作。「アイアンマン」シリーズのジョン・ファブロー監督がメガホンをとり、製作陣にはロン・ハワード、スティーブン・スピルバーグらが名を連ねる。1873年、米アリゾナ。荒野の中で目を覚ました男は記憶をなくし、腕には見慣れない機械の腕輪をはめていた。近くの町にたどりついた男は、自分がジェイク・ロネガンという名であり、その首に賞金がかけられていることを知る。そんな時、突如として町に未知の敵が襲来し、人々をさらっていく。ジェイクのはめた腕輪が敵を撃退できる唯一の武器であることから、ジェイクは息子をさらわれた町の権力者ダラーハイドとともに敵の跡を追跡することになる。共演にオリビア・ワイルド、サム・ロックウェルら。