「エイリアン:ロムルス」(2024)

原題はAlien: Romulus

Romulusとは、軍神マルスの子で双子の弟レムスとともに狼に育てられた

ローマの伝説上の建国者(初代王)のことで

ここではエイリアンが生存している宇宙船の名称

初代エイリアンへのリスペクトがすご過ぎて、新しいものは何もなかったのですが

ここまでしてもらったらリドリー・スコットも嬉しいのではないでしょうか

そこにリメイクならこの人のフェデ・アルバレスらしく(笑)

あまり利口そうでない若者たち

殺人鬼(エイリアン)の餌食になっていくという

スプラッタホラーのお決まりな展開が加わります

(悪く言えばただの脱出劇)

あらすじとしては荒廃した惑星の炭鉱?の労働者の女の子

レインとその弟アンディ(アンドロイド)が

仲間たちと奴隷生活から逃れるため貨物船を盗み惑星を脱出

宇宙に漂流しているユタニ社の宇宙船(ロムルス)に

航海のための冷凍休眠ポッドを取りに行くわけですが

多数のエイリアンたちと

アンドロイドのアッシュ(首から下はビショップ 笑)が

目を覚ましてしまいます

イアン・ホルムが登場してくれるのは

それがCGであってもファンにとっては嬉しいですね

しかし、操縦士の女子はエイリアンに幼体を植えつけられ死亡

レインの元カレのタイラーも

その従兄弟で(イラつく)ビヨンもエイリアンに殺され

大怪我をした妊婦のケイが

開発研究段階の注射(エイリアンから抽出した人間を進化させる化合物)を打つと

あっという間にオフスプリング(ヒューマンエイリアン)を出産

こちらはCGではなく、なんと本物の人間

身長2m31cm、24歳のバスケット選手だそうです

でも母子の愛情や確執などドラマチックな展開は一切なく

(あのネバネバが母乳かと思ったんだけどな)

母は息子にあっけなく食われて殺され

息子が貨物コンテナと共に隕石輪に投げ出されると

そこで都合よく貨物船は自動操縦に切り替わり(笑)

レインは猫とはではなく(笑)

アンディと共に冷眠に入り、新天地ユヴァーガ星を目指すのでした

私的に失敗だと思ったのは、ダジャレがつまらなすぎて(笑)

姉弟で感動のシーンさえイマイチになってしまったこと

無理にオヤジギャグにするより

(吹き替えでよほど上手い声優が演じた場合はまた別の話)

そのままの英語の字幕をつけて

日本語の解説を添付したほうが、まだ良かったんじゃないかな

だからといって決してつまらないわけではありません(笑)

ただディズニー配給なので、すぐにDisney+で配信されるお決まりのせいか

すでに劇場はガラガラ

続編は難しいかもですね

 

 

【解説】映画.COMより

リドリー・スコット監督による1979年の傑作「エイリアン」の“その後”を舞台に、エイリアンの恐怖に遭遇した若者たちの運命を描くSFサバイバルスリラー。「ドント・ブリーズ」のフェデ・アルバレスがメガホンをとり、リドリー・スコットは製作を手がけた
人生の行き場を失った6人の若者たちは、廃墟と化した宇宙ステーション「ロムルス」を発見し、生きる希望を求めて探索を開始する。しかしそこで彼らを待ち受けていたのは、人間に寄生して異常な速さで進化する恐怖の生命体・エイリアンだった。その血液はすべての物質を溶かすほど強力な酸性であるため、攻撃することはできない。逃げ場のない宇宙空間で、次々と襲い来るエイリアンに翻弄され極限状態に追い詰められていく6人だったが……。
出演は「プリシラ」のケイリー・スピーニー、「ライ・レーン」のデビッド・ジョンソン、「もうひとりのゾーイ」のアーチー・ルノー、「マダム・ウェブ」のイザベラ・メルセドら。

2024年製作/119分/PG12/アメリ
原題または英題:Alien: Romulus
配給:ディズニー