日本では「燃えよドラゴン」がヒットして
そのあとに公開されたという
ブルース・リーの主演第一作目
かなりのB級C級テイスト(笑)
アクション映画なんだか、コメディなんだか
人が殺されてしまい
行方不明になった従兄弟を
探しに行くという設定の割には
酒に酔っぱらったり
売春宿に連れ込まれたり
仲間から無視されたり
ちょっとトホホなリー
格闘では、まだ「アチョー」もヌンチャクもありません
(あとから怪鳥音を付け足したバージョンもあるそうです)
ナイフを使って戦っていますね
それでもクライマックスで
ブルース・リーの見事に鍛えられた
溜息肉体が出てくると
やはり目を見張るものがありました
体脂肪率なんて3%くらいしか
ないのではないでしょうか(そこか?)
悪の麻薬組織を退治したのに
トボトボと警察に連れていかれてしまう
ラストもちょっと悲しい
でも、ヒットはしたのでしょうね
当時の小学生男子の中には
漢字のテストで「危機一発」と書き
✖をもらってしまった子もいたとか(笑)
ブルース・リーを発掘したという点では
大きく評価されるべき作品だと思います
【解説】allcinemaより
町の製氷工場で働く事になった田舎の青年が、そこに麻薬犯罪がからんでいる事を知り工場一味に戦いを挑む。これが実質的な第1回主演作品にあたるB・リーが正義感に燃える主人公に扮し、快調なアクション・シーンを展開させていく。