ドノバン珊瑚礁(1963)

 
 
 
フォード監督×デュークコンビの最後の作品だそうです
なんと、デュークのラブコメ(笑)
フォード監督の中で評価の高いものではないようですが
貴重な作品ではありますよね
 
ハワイのカウアイ島がロケ地ということ
南太平洋に浮かぶある孤島
その島では、いろいろな国籍や民族の人々が平和に暮らしています
 
そして、島に人がやってくるたびに
島民たちが太鼓と歌で
美女はレイをもってキスで大歓迎なお出迎え
なんてハッピー!
 
デュークとリー・マーヴィンは殴り合いばかりしてるけど(笑)
それでもハッピー!
 
そこに、残された多額の遺産を医者の父親が受け取るのにふさわしいかどうか
はるばるボストンからやってきた娘のアメリ
 
現地の女性と結婚して子どもが3人もいると知れたら大変だ!
(この子どもたちが、めっちゃ可愛いんです)
子どもたちは自分の子としてデュークが預かり
アメリアを迎えにいきます
 
粗野なデュークと気の強いアメリアはぶつかってばかり
でも、握手で仲直り(そしてまた喧嘩をする)
そんな許し合いが見ていて心地いい
 
最後はアメリアから逆プロポーズ
デュークにはお転婆な女性がよく似合います
 
デュークのコメディ映画といえば「三人の名付親」がよかったですが
私はこちらもなかなか楽しめました
 
そして南の島に行きたくなりました(笑)
 

 
【解説】allcinemaより
 南太平洋の孤島に暮らすディダムは、娘に内緒で、現地の女性と結婚し子供までつくっていた。ところがある日、彼のもとにボストンにいる娘がやってくるという報せがとどく。慌てた彼は、親友のドノバン(J・ウェイン)を三人の子供の父親、ということにするが……。南海の美しい珊瑚礁を舞台に、男の友情、家族愛、そして男女の恋愛を描く。何よりJ・ウェイン、L・マーヴィンの顔合わせがうれしい痛快な作品。