極道の妻(おんな)たち(1986)




極妻シリーズの1作目。
ラストだけは記憶に残っていたのですが
あとのストリーはほとんど忘れていました。

岩下志麻姐さん、綺麗ですね。
本当の美人って時代が変わっても、いつ見ても
美人なんですね。

ほかの女優さんは、今見たらはっきり言ってもう古臭い。
志麻姐さんだけはやはり別格なのでしょう。
全く色褪せておりません。

着物姿にピアスとネックレス
長く持つ煙草
まっすぐに見つめる眼差しも
本物は見たことないけれど
ヤクザの幹部の奥さんっぽい。

極道の妻って大変そうの一言です。
厳しい上下関係、仕事以外でのお付き合い
子分の面倒を見る・・
国家公務員の官舎で暮らすよりも気を使うでしょう。

だから志麻姐さんは妹のかたせ梨乃には苦労して欲しくない。
サラリーマンと、生活に困らないエリートと
結婚して欲しいとそう願ったのでしょう。
だけれど妹もまた、極道の男に惚れてしまいます。
そしてヤクザ同士の抗争に巻き込まれてしまいます。

志麻姐さんのカッコよさをただただ拝む作品。
やっぱりストリーはそのうち忘れてしまいそうな予感。笑



【作品情報】MovieWalkerより
暴力抗争下で、様々な境遇を生きる極道の妻たちの姿を描く。『週刊文春』に連載された家田荘子原作の同名ルポタージュの映画化で、脚本は「春の鐘」の高田宏治、監督は「十手舞」の五社英雄、撮影は同作の森田富士郎がそれぞれ担当。