かぞくはじめました(2010)


 
 
タイトルとこの画像から、この作品がどういう物語か
なんとなく想像できるような気がしますが・・・
結末まで全く想像通りの作品でした。笑
 
パン屋さんを経営している、彼氏イナイちょっとハイミスなホリーと
スポーツ番組のADをしている軽くてモテ男のメッサー。
最初の出逢いから険悪、相性も全く合わない喧嘩ばかりのふたりが
共通の親友が亡くなってしまい、その赤ちゃんの後継人になります。
 
子どもなんて、この世で一番自分の思い通りにならないもの。笑
オムツ交換から食事に夜泣きに病気・・
ホリーとメッサーも、さんざ赤ちゃんに振り回され
寝不足、仕事にも影響、お金もかかり底をついてくる。
大変、大変、大変。
 
だけれど、立った歩いた食べたと
成長を見るたびに可愛さも倍増してゆくのです。
そして子育てという共通の作業をしていくうち
ふたりの気持ちも近づいていきます。
 
こういうお互い気のない男女2人が共同生活をしていくうちに
だんだんと気持ちが変化して、やがて恋に落ちる・・
こういうシチュエーションには、なんとなく憧れますよね?笑
 
そう考えると、昔の親や親せきが勝手に決めたお見合い結婚のほうが
離婚率が低かったのも、なんとなくわかるような気がします。
 
ホリーが憧れていた小児科医のサムが素敵な男性でした。
性格がカッコよくて、女性から見てとても理想的。
ホリーがまたメッサーとうまくいかなくなったら
相談役になってあげるんだろうなあ・・
 
赤ちゃん泥棒」「赤ちゃんに乾杯」「赤ちゃんはトップレディがお好き」
「スリーメン&ベイビー」「ベイビー・トーク」・・
80年代の赤ちゃんシリーズ(シリーズではないか?)を甦らせたような
そんな作品。
 
でもまぁ、可愛い赤ちゃん(または動物)が出てれば
それだけで微笑ましいですものね、よしとしましょう。笑
 

 
【解説】allcinemaより
無ケーカクの命中男/ノックトアップ」のキャサリン・ハイグルと「トランスフォーマー」シリーズのジョシュ・デュアメル共演で贈るハートフル・コメディ。ブラインド・デートで互いに第一印象最悪のまま別れた男女が、ひょんなことから遺児の赤ちゃんを一緒に育てるハメになり、衝突しながら奇妙な共同生活に悪戦苦闘するさまをコミカルに綴る。監督は「ブラザーズ&シスターズ」など多くのTVシリーズを手掛けるグレッグ・バーランティ。
 レストラン経営で成功を夢見るホリー。彼女はある日、親友アリソンの紹介でブラインド・デートをすることに。その相手とは、アリソンの恋人ピーターの親友でスポーツ番組のディレクターを目指すエリック。しかし、2人の互いに対する印象は最悪で言い争いに発展し、デートは大失敗に終わる。その後もアリソンたちの結婚式などで顔を合わせるものの、険悪な関係が続くホリーとエリック。そんなある日、アリソンとピーターが交通事故で帰らぬ人となってしまう。そして、ひとり遺された夫妻の娘ソフィーを彼女の名付け親でもあるホリーとエリックが引き取り、一緒に育てることとなるのだった。こうして共同生活を始め、慣れない育児とそれぞれ忙しない仕事の両立に奮闘する2人は、相変わらずのケンカを繰り返しながら次第に心を開き、やがて惹かれ合っていくのだが…。