原題も「THE BOSS BABY」
私の勝手なジンクス
「ブシェミが出てれば、そこそこ面白い(ハズ)」(笑)
人間の赤ちゃんより、子犬のほうが愛される時代に突入
しかも品種改良による可愛いミックス犬の登場により
更なる赤ちゃん人口の減少が予想されるという事態
そこで新種のミックス(成長しない=ずっと子犬のまま)の秘密を探るため
7歳のティムの両親のもとに赤ちゃん製造会社(天国?)から派遣されたのが
見た目は赤ちゃんだけど、中身はオヤジなボス・ベイビー(笑)
いままでひとりっ子で、両親からの愛情を一途に受けてきたティムは
突然やってきたベイビー(弟)の存在を受け入れることが出来ません
しかもこのベイビー、両親がいない時には喋るし、札束まで持っている
ずる賢いうえ、怪しい、怪しい、怪しい
なのにティムの言うことを、大人たちは誰も信じてくれない
だけど任務を達成したら消えるというベイビーに
ティムは渋々協力することにします
そして数々の苦難を乗り越えていくうちに
本物の兄弟愛が芽生えていくというもの
我が物顔でウザかったベイビーが
ミルクが切れるとバブバブになったり
会社に戻ると、ティムを思い出して、ひとりしんみりしたり
一方のティムは、我儘だった自分からちょっぴり成長
ひとりより、ふたりのほうがうまくいく(かも)
お互いの「一緒にいたい」という気持ちが高まります
ペットの増加もまた問題になっているそうです
日本と同じように、まだ一切しつけされていない赤ちゃん犬を
ペットショップで購入するのがあたりまえなのか
それとも、飼い主が責任を持って面倒を見なかったり
迷惑騒音や糞尿問題もあるのか
(それって、ワンコやニャンコより飼い主の問題だがな)
そんな社会問題を、キュートでユーモラスだけど
グサリと皮肉ってるブラックコメディ
子どもでも、お金儲けだけの繁殖がいけないことや
可愛いだけでペットを飼ってはいけないことを訴えているし
大人はより深く考えさせられる(べき 笑)
でもベイビーのお尻には、やっぱりほっこり(笑)
ティムがパウダー、パ・パ・パーン♪は、きっと誰も語らない名シーン(笑)
ラストの新しい家族(ベイビー)がやってきた瞬間のティムの歓喜もGOOD
家族の幸せこそが、最大の幸せ
そして生まれたばかりの赤ちゃんは、確かに天使で悪魔(笑)
「BOSS BABY」に、タイトル賞という
オスカーは捧げてもいいかもね(そんな賞ないけど 笑)
【解説】allcinema より
「シュレック」や「マダガスカル」のドリームワークス・アニメーションが、赤ちゃんを迎えた家族の激動の日々をユーモラスに綴ったマーラ・フレイジーのベストセラー絵本『あかちゃん社長がやってきた』を映画化した痛快コメディ・アニメ。7歳の少年のもとに初めての弟としてやって来た赤ちゃんが、実は中身はある任務を帯びた中間管理職のおっさんだったことから巻き起こる大騒動をコミカルに描く。赤ちゃんのボス・ベイビーの声をアレック・ボールドウィンが担当。監督は「マダガスカル」シリーズのトム・マクグラス。
優しいパパとママの愛情を独占してきた7歳のティムのもとに、ある日弟がやって来た。しかしその赤ちゃんは、黒いスーツにネクタイをビシッと締め、ブリーフケースを手にした“ボス・ベイビー”だった。両親の前ではかわいい赤ちゃんを演じる一方、ティムと2人だけのところではおっさんの本性を現わし、口が悪く人使いの荒いボスとして振る舞うのだった。そんなボス・ベイビーには、上司から課された重要な任務があった。早く家から出て行ってほしいティムは、任務を無事に終えれば会社に戻れるというボス・ベイビーに協力することに…。