ガン・ファイター(1961)


 
 
 
黒ずくめの服装にデリンジャーというお尋ね者のガンマン
オマリー(カーク・ダグラス)。インパクトあります。
西部劇なのに雑誌のモデルのようなファッションですが
それがやけにマッチしていました。
 
そして牛をテキサスに運ぶ牧場主の妻のベル(ドロシー・マローン)と
顔を合わせた瞬間に「はっ!このふたりには絶対何かある!!」
と、観た瞬間に思ってしまいます。
そのオマリーを追ってやってきた、保安官ストリブリング(ロック・ハドソン)。
 
渋くてかっこいいオマリーに
ベルの娘ミッシー(キャロル・リンレイ)は熱をあげてしまいます。
やがて、オマリーもベルを愛するようになるのですが・・
 
弾丸が最初から装填されていない銃で、ストリブリングと決闘するオマリー。
やはりそうするしかなかったのか・・・
 
しっかりと筋が通った物語で、面白かったです。
なかなかの傑作ではないでしょうか。

 
【解説】allcinemaより
今は人の妻となった恋人(D・マローン。夫に扮するのはJ・コットン)に旅の果て再会した男(K・ダグラス)は、彼らが経営する牧場に雇われる事になる。夫の好意あっての事だが二人の愛娘(C・リンレイ)の美しさにほだされてしまったからでもある。そこへお尋ね者の彼を追って、ロック・ハドソン扮する保安官が現れ、彼も又娘に恋してしまう。一時は男を見逃そうとさえする保安官だが、男も娘を愛していると知り、心穏やかでない彼は、やがて男との決闘の時を迎える。しかし、その直前、男は娘の出生についての真実を知り…