31年目の夫婦げんか(2012)





結婚31年の熟年夫婦
夫婦喧嘩というよりは
中高年のセックスを真面目に考えて
レスを解消するための手引書のようなお話

だけど、夫婦で一緒に見るのには
ちょっとためらってしまう作品()

超が付くほどの実力者なので、セックスレスのリアルさが半端ない
そのために、正直聞くに堪えないカウンセリングと
見るに堪えないキスシーンになっています





夫とベッドを共にしようとする妻
だけど夫は全く相手にしてくれません
そこで妻は性生活のカウンセラー(スティーブ・カレル)に
夫婦でカウンセリングを受けるため予約してしまいます

夫も妻のことを愛していないわけではないのです
ただ性的な興味が失われただけ
しかしこの年になって離婚されたら、日常生活に困る
正直そんな気持ちで妻に付き合うことにしたのでしょう

一方女性のほうは閉経により女性ホルモンが減少し
男性ホルモンのほうが優位になり性欲が増す場合があるとか
そうなると、このように夫婦の間で
性欲のギャップが出てしまう場合もありうるのでしょう

カウンセリングではお互いの性の嗜好を語り合ったり
ハグからはじまり、刺激的な行為までをアドバイスされます
しかし、いいかげん夫はいやになってしまう
妻もそんな夫のことをついに諦め、家を出ていこうと考えます

そんなことで別居かよ()





まあしかし、子どもも巣立って夫婦ふたりきりの生活で
お互い触れもしないし、最低限の会話しかない
妻はその何とも言えない倦怠感から抜け出したかったのでしょう

結局夫が妥協し(これが重要)
妻の気持ちを受け入れ、妻の願いを叶えることにします
そうです、残りの人生はふたりで生きていくしかないのです

最後はハッピー・エンドになりますが
夫婦の性生活というテーマは
日本人があまり語ることのない問題ということもあって
笑えるというより、最後まで痛々しく感じてしまいました



【解説】allcinemaより

アカデミー賞に輝くトミー・リー・ジョーンズメリル・ストリープが結婚31年目の希望を失った夫婦に扮し、真剣だけどユーモアたっぷりな夫婦げんかを通して切実な想いを口にする、心揺さぶられる感動の物語。共演は「リトル・ミス・サンシャイン」のスティーヴ・カレル、監督は「プラダを着た悪魔」のデヴィッド・フランケル
 結婚31年目、子供たちは独立し、夫婦ふたりで毎日同じ生活を繰り返すだけのアーノルドとケイ。寝室は別で、一緒に寝たいと伝えてもあっさり拒絶されてしまったケイは、夫婦関係を見直すべく結婚生活のカウンセリング本を購入。嫌がるアーノルドを説き伏せ、著者のバーナード・フェルド医師が主催する“カップル集中カウンセリング”に参加することに。バーナードが提示する課題に挑む二人だったが…。