「毛虫が終末と感じる状態を、蝶は誕生と感じる」
【キース・エマーソンさんを偲ぶ】
ショックですね、哀しいとしかいいようがない。
今の時代、キーボードだけでなくても
いろいろな方法で音楽のアプローチできたでしょうに。
でもプロとしてのプライドが、職人気質が
動かなくなった指を許せなかったのでしょうか。
映画は「幻魔大戦」
エマーソンさんが日本の映画音楽を担当するなんて
すごいことですよね(笑)
ストーリーは、地球を滅ぼそうとする幻魔大王の手先を倒すため
地球を代表する7人の超能力者と
地球を代表する7人の超能力者と
長い眠りから目覚めた異星のサイボーグが戦うもの。
私は正直、この作品の内容はよくわからなかったのですけど(笑)
大友克弘さんのキャラはみんな同じ顔に見えてしまいますし
今見るとやはり古臭い(笑)
でも大友克弘さんの世界観はカッコイイなあと感じます。
都市、燃える炎に煙、雨粒・・・ハードでリアルな描写は魅力的。
ローズマリー・バトラーの歌う
「光の天使」も名曲です。
若い頃刺激をうけたアーティストたちが
次々とこの世を去っていくのは寂しいですね。
天国では自由にキーボードを弾いて
素敵な曲をたくさん作ってね。
心よりご冥福をお祈りします。
しばらくはプログレッシブ・ロックに浸りたい
そんな気分。
【解説】allcinemaより
原作=平井和正、石ノ森章太郎、アニメキャラクターデザイン=大友克洋、音楽監督=キース・エマーソン、監督=りんたろうというそうそうたる顔ぶれで製作された、超能力バトル・アクション。角川映画劇場用アニメ第1回製作作品でもある。大宇宙の破壊者“幻魔”が地球に接近しつつあった。宇宙の意識体“フロイ”のメッセージを受け取った、トランシルバニアの王女にしてエスパーの“ルナ”は、やはり幻魔と戦っているというサイボーグ兵“ベガ”と共に地球を守る戦いを開始する。ルナは全世界のサイオニクサー(超能力者)を集め、幻魔に対抗しようと考える。そのうちのひとり、高校生の東丈は自分の能力にまったく気付いていなかったが、ベガの挑発によって超能力を開花させる。しかし、精神的に幼い彼は、宇宙を守る戦いに参加するよう説得するルナに対して心を閉ざしてしまう。そんな彼の元にも敵は容赦なく現れ…。