心のともしび(1954)


 
 
親の莫大な遺産を相続し、毎日違う女の子とデートしモーターボートや
カーレースをし遊んで暮らすメリック(ロック・ハドソン)。
かましく、なんでもお金で解決しようとするこの青年が
夫が自分の身代わりになったせいで未亡人となり
さらに交通事故に巻き込まれて失明してしまうヘレン(ジェーン・ワイマン)の
許しが欲しいがため献身的に尽すのですが
それがやがて真実の愛へと変わるストリー。
 
遊び人の道楽息子が似合っていましたね、ロック・ハドソン
なんとなく「狂った果実」の石原裕次郎さんと、似たような雰囲気。
そんな自己愛に強かった男性が、たったひとりの女性に心を奪われてしまい
(良い方向に)人生が大きく変わっていきます。
 
たとえどんな姿になっても、介護が必要な身体になっても
献身的にささえてくれるパートナー。
しかも、それが若くてハンサムで金持ちとなれば
世の女性のハートは鷲掴み。
 
私は純愛ものが好きなので、結構好みの内容なのでしたが
なのに、なのに「ロック・ハドソンってゲイだったんだよな・・」と
ついつい頭を中をよぎってしまった不幸。笑
 
それがなければ・・
 

 
【あらすじ】allcinemaより
35年作「愛と光」のリメイク。病院に勤めるフィリップス博士が、持病の発作を起こして死んだ。自分の呼吸器を、おりから入院してきた富豪の道楽息子ボブに使用したためである。ボブはそれを知って、博士の妻ヘレンに金を渡すが、彼女はそれを受けとらない。良心の呵責を覚えたボブはヘレンに付きまとい、それがもとで彼女は事故のため失明してしまう……。一人の青年が、愛の力で立ち直り、奇跡を起こすさまを描いた感動作。