
原題は「Madame Web」
原作はマーベル・コミックスの同名のキャラクター
第45回ゴールデンラズベリー賞で「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」の
7部門ノミネート2部門受賞を抑え、6部門ノミネートで3冠達成
でもゴールデンラズベリー賞の受賞基準って何?ですよね

酷評&大コケが最もな理由なのかも知れませんが
ちょっと敬意に欠けているような気がします
私的にはもっと自主映画やC級Ⅾ級のカルトな作品を取り上げて
「こんなしょうもない映画見てみたい」
これはこれで映画愛の祭典にしてほしいものです

原作コミックでの「マダム・ウェブ」は車いすで目が見えず
知性が武器のキャラクターということ
そのマダム・ウェブの誕生秘話であり
のちのスパイダーウーマン(ジュリア、マティ、アーニャ)と
(さらにジュリアは「2代目マダム・ウェブ」になる)
スパイダーマン(ピーター・パーカー)誕生の前日譜

マーベル初の本格ミステリー・サスペンスという
キャッチコピーは間違いなうえ(笑)
もしかしたらこの先パート2、パート3で
伏線が回収されるはずだったのかも知れないところを
あまりの低評価にダコタ・ジョンソンはもう主演しないと宣言
マーベルファンからもそっぽを向かれ
シリーズ化は難しいかもですね
でもソニー・ピクチャーズには酷評にめぜず
この先スパイダーガールズが成長し、活躍するまで
頑張って欲しいです

1973年、ペルーのアマゾン
蜘蛛の研究家で妊娠中のコンスタンス・ウェッブは
どんな病気も治す可能性がある蜘蛛を発見
その蜘蛛が人間に超人的な力を与えることができると考えている
部下のエゼキエルはコンスタンスを撃ち蜘蛛を持ち去ってしまいます
蜘蛛の治癒力で瀕死のコンスタンスを救おうとしますが
彼女は赤ちゃんを出産後死んでしまい、赤ちゃんは養子に出されます

30年後の2003年
カサンドラ・ウェッブこと通称「キャシー」(ダコタ・ジョンソン)は
同僚のベン・パーカー(アダム・スコット)と
オニール(マイク・エップス)のチームで働いていますが
里子として育てられた彼女は「家族愛」的なものが何より苦手でした

ある日、事故で川に転落したキャシーは(臨死体験をする)
ベンによって蘇生され一命をとりとめます
それから彼女は予知能力に目ざめ、同じ体験をするようになります
(ニコケイの「NEXT ネクスト」かよ 笑)

最初はデジャヴと思いましたが
ベンの姪、メアリー・パーカーのベビーシャワーで
男の子が産まれることや、その子の名前がわかったり

火薬の保管された倉庫で火事があったとき
オニールの死体を蘇らせようとして血だらけになった自分の手を見ます
事故を止めようと救急車を運転するオニールを止めますが
救急車が走り出した次の瞬間、トラックと衝突
キャシーは必死にオニールの救命を行いますが、すでに彼は死んでいました
自分が未来を見通せることに気づいたキャシーは
産業医に相談しますが、女医はオニールが死んで落ち込んでいる彼女に
休暇を取ることを勧めるだけでした

一方、キャシーの母コンスタンスから蜘蛛を奪ったエゼキエルは
蜘蛛のパワーのおかげで仕事で成功し資産家となっていましたが
毎夜3人のスパイダーガールズに殺される悪夢にうなされていて
少女たちを見つけ、彼女たちに殺される前に殺すことを決意します
(「ターミネータ」かよ 笑)

NSA(アメリカ国家安全保障局)のエージェントの女性をナンパして脅し
NSAの顔認識追跡ソフトウェアのパスワードを聞き出すと
助手で天才ハッカーのアマリアを使い
夢から3人の少女の画像を抽出(2003年の技術で凄いな 笑)
するとグランドセントラル駅で3人の少女全員が見つかります
偶然彼女らと同じ電車に乗ったキャシーは
少女たちが黒いスパイダーマン風の男に襲われる未来を見ます

3人に電車から降りて逃げるように促すキャシー
スパイダーマン風のエゼキエルは壁や屋根を自由に動き回り
警官たちの銃弾をかわし襲ってきます

キャシーはタクシーを盗み3人の少女、ジュリア、アーニャ、マティを連れ
エゼキエルから逃げることに成功しますが
ニュースではキャシーが少女たちの誘拐犯として報道されます
キャシーは「ジョナおじさんに電話する」というマティの携帯を
(GPSで居場所がわかってしまう)窓から捨て
(デイリー・ビューグル社のジョン・ジョナ・ジェイムソン繋がり)

監視カメラのない森の中で少女たちに待っているように伝えると
一旦アパートに戻り母の遺品の手帳を確認します
そこには蜘蛛の毒から力を得たスパイダーピープルは
とても早く動くことができて、強い
また、未来を垣間見る能力や第六感を持っていることが書かれていました
そして母と一緒に写ったエゼキエルの写真を見つけます

その頃お腹を空かせた少女たち
特にマティは「私は空腹になると嫌な奴になるよ」と
( 「超人ハルク」の決まり文句のパロディ)
キャシーを待ちきれずダイナー(4STAR DINNER)に向かいます
さらに男の子たちのグループを見つけると
ブリトニー・スピアーズの「TOXIC」にあわせてテーブルの上で踊り出し
それを見たダイナーの客が行方不明の女の子だと911に通報
その通話をアマリアが傍受し、ダイナーに向かうエゼキエル

森に戻ったキャシーは少女たちが残した痕跡を追いダイナーに向かうと
彼女らがエゼキエルに襲われることを予知します
ダイナーにやってきたエゼキエルに向かい車で突っ込み
エゼキエルが倒れた隙に少女たちをベンの家に預けます

それから母の残した手帳を頼りに、特殊な蜘蛛の謎と
何故母が身重であるにもかかわらずアマゾンへ行ったのか
ずっと理解出来なかった疑問を解くため、ペルーに向かいます
すぐに母の最期を知るラス・アラニャスの導師サンティアゴが現れ
(特殊な能力というのは実に都合がいい 笑)
キャシーを彼女が産まれた場所(沼)に連れて行きます

そこで母の真意を知るキャシー
娘が「重症筋無力症」という難病で産まれてくることを知った母は
娘の病気を治すため治癒能力のあると言われいている蜘蛛を探しに来たのです
サンティアゴは絶命直前の母を助けるためクモに噛ませます
母は亡くなってしまいましたが、キャシーは健康に生まれたのでした
母に愛されていたことを知るキャシー

サンティアゴはキャシーに、ラス・アラニャスの言いつたえにある 「大いなる責任を担う者は、大いなる力が宿る」という言葉を伝えます
(これが巡り巡ってベンおじさんの名台詞になるのか 笑)
ニューヨークのベンは、年頃のティーンに手を焼いていました(笑)
しかも姪っ子のメアリーが破水して、今にも赤ちゃんが生まれそうだと大騒ぎ
メアリーと少女たちを車に乗せ病院に向かうベン
が、監視カメラに移ったマティの顔をアマリアが発見
エゼキエルは少女たちを誘拐しますが

ニューヨークに戻ったキャシーが
(すれちがいでメアリーを迎えに来た)救急車を奪い
少女たちを救出、ベンとメアリーを逃がします

メアリーと少女たちはエゼキエルを
火薬倉庫(オニールが死を迎えた場所)に誘い込み
あちこちに花火の罠を仕掛け
キャシーは少女たちを救出するための医療用ヘリコプターを呼びます

しかしヘリコプターはエゼキエルに破壊され
少女たちは壊れた倉庫の鉄筋に宙づりになる

キャシーはの魂は幽体離脱し
触手のように伸びたキャシーの分身(アストラル体)が
ジュリア、アーニャ、マティのそれぞれを助けます
さらにキャシーはペプシのネオンサインを落とし
エゼキエルは押しつぶされてしまいます
エゼキエルがポンコツすぎて(笑)
彼の特徴がきちんと生かされていないことが
ネット上ではいちばん批判されたそうです

同時に点火した火薬がキャシーの顔を直撃
キャシーはメアリーが息子(後のスパイダーマン)を出産したのと
同じ病院に運ばれますが
キャシーは目が見えなく、下半身不随となっていました

心配する少女たちにキャシーは
身動きできず視力を失ってもすべて見通せる(サイキックパワー)
その時が来たら3人を指導すると約束すると
少女たちも自らの運命を受け入れます

「マダムウェブ」と「スパイダーガールズ」誕生を予告し
映画は幕を閉じたのでした
【解説】映画.COMより
マーベル・コミックスのキャラクター、マダム・ウェブを主役に描くミステリーサスペンス。原作コミックでは未来予知の能力でスパイダーマンを救う役割を担い、知性を武器にする点でもほかのヒーローとは一線を画するキャラクターとして知られるマダム・ウェブの若かりし頃の物語を描く。
ニューヨークで救命士として働くキャシー・ウェブは、生死の境をさまよう大事故にあったことをきっかけに、未来を予知する能力を手にする。突如覚醒した能力に戸惑うキャシーだったが、ある時、偶然出会った3人の少女が、黒いマスクとスーツに身を包んだ謎の男に殺される悪夢のような未来を見たことから、図らずもその男から少女たちを守ることになる。
主人公キャシー・ウェブ/マダム・ウェブ役は「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」「サスペリア」のダコタ・ジョンソン。キャシーが未来を救おうとする3人の少女を、「リアリティ」のシドニー・スウィーニー、「ゴーストバスターズ アフターライフ」のセレステ・オコナー、「トランスフォーマー 最後の騎士王」のイザベラ・メルセドがそれぞれ演じる。監督はテレシリーズ「Marvel ジェシカ・ジョーンズ」などを手がけてきたS・J・クラークソン。
2024年製作/116分/G/アメリカ
原題または英題:Madame Web
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント