ジェームズ・ボンド/007
「たっぷり時間はある」 2023年最初のレビューは 原題も「The Sound of 007」 神戸のアラン・ドロンことドロン生誕祭主催のチェイサーさんが フェイスブックでお薦めしていたので鑑賞 007ファンに捧げるメモリアルであり 映画を音楽で支えるアーティストたち…
シリーズ20作目 原題も「DIE ANOTHER DAY」(死ぬのは別の日) シリーズ40周年と20作を記念したダブル・アニバーサリー作品で ブロスナン・ボンドの4作目にして最終作 しかも過去19作品のおバカ娯楽アクションと 女好き諜報員を振り返る集大成(笑) 「ドク…
「世界をあげたのに」 「世界じゃ不足だ」 シリーズ第19作 原題の「The World Is Not Enough」(世界を手に入れても足りない)は ボンド家に伝わる家訓のこと ブロスナン・ボンドにしては、後のダニエル・クレイグを思わせる (脚本は全クレイブ版を手掛けたニー…
シリーズ第18作 原題も「TOMORROW NEVER DIES」(明日は必ずやって来る) 中国での放映権100年分を得ようとしている メディア王とボンドが対決 モデルは、1991年カナリア諸島沖で 「レディ・ギレーヌ」(愛娘の名)号から転落し水死体で発見された イギリスの…
シリーズ第17作 原題も「Golden Eye」(黄金の目) 「ゴールデンアイ」とはソ連時代に開発された EMP(電磁パルス)爆弾搭載の(架空の)衛星秘密兵器のこと EMP爆弾とは、原爆と同レベルの電磁波を発生する化学兵器で 広範囲にわたる電子機器の基盤を破壊 …
冷戦時代、そしてカビ―・ブロッコリ最後の「007」 ベルリンの壁が崩壊した年に公開されたシリーズ第16作目 原題は「LICENCE TO KILL」(殺人許可証) 女王陛下のためじゃない007 シリーズ初の「汚れた」「血まみれ」たダルトン・ボンド おかげで興行は失…
「俺はプロしか殺さない。あの子は素人だ」 原題も「THE LIVING DAYLIGHTS」 (生きている日光=意識) シリーズ第15作目 でシリーズ誕生25年を記念して製作 4代目ボンドとしてティモシー・ダルトンが登場 彼の話す英語は中産階級の良家の子息のようなアク…
ありがとう、サー・ロジャー・ボンド ありがとう、ロイス・マックスウェル・マネーペニー シリーズ第14作目原題は「A VIEW TO A KILL」(殺しへの眺め) 「オクトパシー」のやりすぎで時代との誤差を少しは感じたのか(笑) 試験管ベビーやらシリコンバレー…
原題も「NEVER SAY NEVER AGAIN」(もう言わないで) サー・コネリーの妻ミシュリーヌ(フランス人の画家 )が 「もう(ボンドを演じないなんて)言わないで」(ネバーセイ・ネバーアゲイン) と言ったのが由来 「ダイヤモンドは永遠に」から12年ぶりにボン…
シリーズ第13作目 原題は「OCTOPUSSY」 まるで3流ポルノのような、シリーズ屈指のお下品タイトル (よく上映できたものだ 笑) 髭を付けただけの変装から、おねえちゃんのパンチラで 敵の目をかわしお馬のトラックから小型飛行機で逃走 象の戦車に、針のベッ…
原題の「MOONRAKER」とは (水面に写った)月(ムーン)を熊手(レイカー)で掻き集めようとする人 実際は手に入らないものを手にしようとする人の意味で (アホがやりそうなことを示す)イギリスの古典的隠語ということ 「スター・ウォーズ」(1977)「未知…
シリーズ第10作目 原題も「THE SPY WHO LOVED ME」 サー・ロジャーボンドで最も人気評価が高い作品で 特にオープニングの掴みは最高 核ミサイルを搭載したイギリスの原子力潜水艦「レンジャー」と 同じくソ連の原子力潜水艦「ポチョムキン」が相次いで消息を…
シリーズ第9作目 原題は「THE MAN WITH THE GOLDEN GUN」 原作はフレミングの遺作 本気の宙返りカーアクションはこれだったか まだスーパーコンピューターのない時代 何人もの物理学者が何日もかけて計算したとか (でも効果音が間抜け 笑) しかもボンドが…
シリーズ第8作目 原題の「LIVE AND LET DIE」に (”WE”LIVE AND LET ”THEM”DIE ”我々は”生き延び”彼らは”死ぬ) 「死ぬのは奴らだ」ってタイトル付けた井上一夫はやっぱ天才だな サー・ロジャー・ムーアの記念すべきボンドデビュー作 登場する悪役はほぼ黒人…
シリーズ第7作目 原題も「DIAMONDS ARE FOREVER」 ジョージ・レイゼンビーが1作で降板してしまったため とり急ぎサー・コネリーをカムバックさせたものの サー・コネリー・ボンドの有終の美を飾るどころか シリーズでもトップを争そうおバカな仕上がり(笑…
原題も「CASINO ROYALE」 これはかなりマニアック(笑) ショーン・コネリーの主演拒否等(連続してボンドを演じたくなかった) 様々な交渉不成立により、配給がユナイトからコロンビア映画へ移ったため 番外編とされていまが 60年代のカオスな雰囲気に、ハ…
シリーズ第3作目 原題も「GOLDFINGER」 世界的にはシリーズ中、一番の人気作品ということ 「ボンド・カー」で有名な“アストンマーチンDB5” が初登場 時限装置のカウントが「007」で静止するのはこの映画だったか ジェームズ・ボンド(ショーン・コネリー) …
シリーズ2作目 原題も「FROM RUSSIA WITH LOVE」 公開時の邦題は「007/危機一発」 これは最高のオープニング・タイトル デザインはロバート・ブラウンジョン (ストーンズの「レット・イット・ブリード」のLPジャケットで有名) ベリーダンスする女性の…
原題も「DR. NO」 公開時の邦題は「007は殺しの番号」 「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」(2020)が まるでシリーズ最終話のような終わり方だったということもあり 改めて007の歴史を振り返り、第一作目から見ることにしました シリーズ中最も低予算で作られ…
原題も「NO TIME TO DIE 」(まだ死ぬ時ではない) 2021年10月1日から公開中 6代目ジェームズ・ボンド、ダニエル・クレイグ最後の007で シリーズ最長の163分 ブロ友さんたちの評価がもの、もの、ものすごく高いので このままでは11月のオフ会で話についてい…