「サプライズ」は、ありませんでしたが(笑)
それなりに楽しめました
オーソドックスな籠城スラッシャーですが
最後まで全くダレず、B級ホラー特有のイライラする
女性のヒステリー感が全くないのは超GOOD
原題は「You'reNext」(次はお前だ)
両親の結婚記念日を祝うため、人里離れた別荘に集まった
4人兄妹とその恋人たち
その日の夕食時、突然クロスボウの矢が飛んできて
タリク(長女の彼)の命を奪い、ドレイク(長男)の背中に刺さります
救助を求め飛び出したエイミー(長女)はドアに仕掛けられたワイヤーで喉を裂かれ
キツネのマスクの男が侵入し、母親を殺します
隣家に助けを求めに行ったドレイク(長男)の妻ケリーは
ヒツジの男に斧で殺されてしまいます
いやいや、そこみんなで車で逃げようよ(笑)
次にトラの男が屋敷に侵入した時、エリンはトラをトンカチで殴り殺します
それを見て引いてしまうフィリックス(三男)とその彼女のジー
「君って強いんだね・・」(笑)
だけどヒロインのサバイバル能力は「ランボー」(笑)
ランボー美女のお留守番中にやって来た殺人鬼!とその仲間の行く末は
殴る、刺す、ミキサーで頭ぐるぐると、殺され方は相当エグイ
(こんなセリフはありません)
遺産欲しさに、気の合わない両親と兄妹を殺そうと
3人組の殺し屋を雇ったわけなのですが
ランボー美女が全員殺した後に帰ってきたクリスピアンが放ったセリフが
「強すぎて、ひいちゃった」って、そりゃそうだろうけど(笑)
結局クリスピアンはエリンに頭を刺され
(だって愛も感じないし、遺産わけてもらえないのミエミエ)
エリンは警官に銃で撃たれ、瀕死のエリンに警告されるも
警官はエリンの仕掛けた罠の斧を頭に食らいます
なんと主演者全員死亡
いやあ、お見事(笑)
ドワイト・トゥイリー・バンドの「Lookinfor the Magic」(1977)と
おのおのの「死にざま」(笑)
話はあまり怖くないですが
この監督、見せ方から、音楽までセンスはいいと思います
修羅場のカメラの手振れなんて戦場カメラマンか~い!って感じで(笑)
スラッシャーが好きな人にはおススメ
しかも笑えます
【解説】allcinemaより
ホラー・アンソロジー「ABC・オブ・デス」や「V/H/Sシンドローム」に抜擢されるなど、ハリウッドの期待を集める若手ホラー監督アダム・ウィンガードが注目されるきっかけとなったスリリングかつトリッキーなホーム・インベージョン・スリラー。両親の結婚35周年を祝うため、子どもたちとそのパートナー総勢10人が顔を揃える。晩餐のテーブルを囲み、和やかな団らんのひとときが始まるかに思われた矢先、家の外にアニマルマスクを被った謎の集団が現われ、中にいた人間を一人また一人と仕留め始める。理由も分からず、たちまちパニックに陥る一同だったが…。