サウンド・オブ・ミュージック(1965)

 
通っているジムに貼ってあるポスターに
英会話教材に最も適している映画ナンバーワンが
この「サウンド・オブ・ミュージック」と書かれていました
 
誰もが知ってる名曲に
メリハリのある英語の発音
もちろんストリーの面白さもあるでしょう
 
私は今更勉強する気はありませんが(笑)
これからお子さんに英語力を身につけさせたいお母さまは
参考にしてみてはどうでしょう
 
何十年かぶりに見ましたが、やはり素晴らしい
映像も修正したものなのでしょうか
50年前の作品とは思えないくらい、とても美しい
 
修道院のはみだしっこシスター、マリア
妻を亡くしたトラップ大佐の
7人のやんちゃな子どもの家庭教師となります
 
いままでの家庭教師はすべて逃げていきました
しかし、勉強は一切せず(オイオイ)
歌と遊びだけを教えるマリアは
いつのまにか子どもたちに大人気
 
トラップ大佐も次第にマリアの人柄に惹かれていきます
だけれどトラップ大佐には男爵夫人という婚約者がいました
 
天真爛漫なだけだった女の子が
恋に悩み大人の女性に成長していく
やがてナチスの侵略に巻き込まれていく一家
 
これは実話なのですね
 
トラップ一家は1938年にナチス占領下のオーストリアを逃れ
翌年に渡米、1942年にバーモント州に定住
その後、マリアさんの書いた本がこの作品の下地になったそうです
 
やはり名作は何度見ても面白い
それがやはり英語教材にも適しているのでしょう
 
 
映画と関係ないけど、コルトレーン版  「マイ・フェイバリット・シングス」もイイ
 

 
【解説】allcinemaより
 ロジャース&ハマースタイン・コンビの大ヒットしたブロードウェイ・ミュージカルの映画化で、監督は「ウエスト・サイド物語」(61)に続きミュージカルを手掛けることになったR・ワイズ(当初はウィリアム・ワイラーの予定であった)。「菩提樹」(56)でも知られるトラップ一家の物語を、雄大なアルプスの景観や緑美しい木々、そして忘れがたき数々のナンバーで織り上げた名作だ。
 1938年のオーストリア、院長の命により厳格なトラップ家へ家庭教師としてやって来た修道女マリア。彼女の温かい人柄と音楽を用いた教育法で、七人の子供たちはマリアの事が好きになるが、父親であるトラップ大佐とマリアの衝突は絶え間なかった。だが、次第に大佐に惹かれている事に気づき悩むマリア。やがて大佐の再婚話が持ち上がり彼女は傷心のまま修道院に戻るのだが……。後半、ようやく互いの気持ちに気づき結婚したマリアと大佐が、戦火を逃れるため子供たちを連れて国外へ脱出するまでが描かれるが、この3時間近い尺を一瞬たりとも飽きさせない造りは驚異的。万人向けのミュージカル作品としては最高峰に位置するといっても過言ではないだろう。