ロング・キス・グッドナイト(1996)





「生きることは、痛みに耐えることよ」


私は面白かったですね。

極寒の中をタンクトップ一枚で頑張るのは「クリフ・ハンガー」か?笑
強引な展開に特殊的な運動能力は確かに引っぱりすぎですが
話の筋は一応通っていたような気がします。
コミカルな仕上がりなのでとても見やすいですし。

銃は上着の右のポケットだとか股間だとか
氷が薄いためスケートは禁止の看板や
ハガキに書かれた叔父さんや婚約者・・
いろいろな伏線もよく練られていますね。

そして何よりジーナ・デイヴィスがカッコいいのです。
母親は子どものためには鬼にも悪魔にもなる。
ぜひ現役ママに見てもらって
ド派手な銃撃戦に爆発で日常のストレス発散してほしい
そんなアクション映画だと思います。笑

もう若くもないし、美貌も衰えてきたし、下半身に肉もついてきた。笑
やさしい夫にかわいい娘、平凡で平和な日々。
そんな主婦がある日突然命を狙われます。
なんと彼女は政府に雇われていたスパイだったのです。

怖いものなし、キレキレのアクション。
喫煙している近所の子どもまで脅す。笑
でもどこかオチャメ。

相棒?のダメダメ探偵なサミュエル・L・ジャクソンも好演です。
いつもは頼りないんだけど、イザというときだけは決めてくれる。
ここぞという場面ではしっかり助けてくれるのです。
こういうのにも女子はヨワイ。(・・たぶん)

PTAの役員の仕事も心配しなきゃいけないし
家族も守らなきゃいけないし
悪人も退治しなきゃいけない・・
女性はあれもこれも忙しいのです。
そんなスーパーヒロインに惚れてしまってください。

挿入歌も渋い。





【解説】allcinemaより
小学校教師サマンサは夫と娘との生活に満足していたが、八年以上前の記憶がないことに不安を覚えていた。私立探偵を雇って、自分の過去を調べさせていた彼女。ところがある日、殺し屋が襲ってくる。それをきっかけにしてサマンサは私立探偵ヘネシーと共に、自分の過去を探る旅に出た……。レニー・ハーリン監督とジーナ・デイヴィス夫妻がコンビを組んだスーパー・アクション映画。