妻なきあと7人の子ども達を、農場を経営しながら男手ひとつで育ててきた
チャーリー(ジェームズ・スチュアート)。
しかし「 ボーイ 」と呼ばれている末っ子が、偶然拾った南軍の帽子を
被ってたばかりにさらわれ北軍の捕虜になってしまいます。
ボーイを救出するために、子どもたちを引きつれ旅に出るチャーリー。
しかしその間に、南軍の相手かまわずの発砲に息子のジェイコブが倒れ、
農場は掠奪者に襲われ、留守番をしていた長男のジェームズ夫妻が
殺されてしまうのです。
どんなに戦争に反対しても、たとえ参戦しなくても
戦争に巻き込まれていってしまう・・
作品だったのではないでしょうか。
もし戦争になったら、国や思想を取るか、それとも家族や仕事を取るか・・
決断は難しいですよね。
でも平和な世の中であれば、多くの大切なものを守ることが可能なのです。
ジェームズ・スチュワートは、この作品のような堅物でも
やさしいタイプの男性でも
やっぱり正義感のある人物が似合いますよね。
脇役は女性陣が光っていました。
お転婆でもあり魅力的でした。
長男の嫁の(「卒業」に出る前の)キャサリン・ロスの
おさげ髪やワンピースも可愛かったですね。
死んだと思った末っ子が帰ってきてくれたラストは
先が読めたけど、やっぱりウルルンです。
【あらすじ】allcinemaより