「その足は逃げるためにあるんじゃない」
「土俵を踏む為にあるんだ」
評判がいいのもわかります
ほんと、よく作ったなって感じ
見どころはやはりリアルな稽古や取り組みのシーン
力士役が本物にしか見えません
中には相撲どころか演技の経験すらない主演者も多く
撮影の1年前から専門家の指導の下
肉体改造や相撲の稽古を行ったそうです
主なストーリーは、主人公の元地元の柔道チャンピオンで
札付きの不良、小瀬清/ 猿桜(えんおう)(一ノ瀬ワタル)が
父親が借金で潰した寿司屋を取り戻すため
相撲部屋に入ったものの品格はなく(笑)
勝負でもライバルにコテンパンにやられてしまう
そこから部屋の仲間とともに練習に励み
強くなっていくという王道の成長物語
- そこに、体格に恵まれず力士を諦め、呼出として再出発する
- 清水/ 正喜(まさき)(染谷将太)
- 政治部から相撲担当に移動させられた関東新聞社の記者で
- 相撲にまったく興味がなかったものの、猿桜と出会い
- 相撲の面白さの虜になっていく国嶋飛鳥(忽那汐里)
- 私のように相撲の知識があまりない人間は
- 飛鳥にいちばん共感するかも知れません
- 顔にやけどの跡があり、「化け物のような強さ」と恐れられ
- 連勝中の新進力士の静内(しずうち)らが関わっていきます
- この静内を演じた住洋樹(すみ ひろき) は
- 元力士の 飛翔富士 廣樹(ひしょうふじ ひろき)
- まったくセリフはないし、演技らしい演技もないんですけど(笑)
- ただ取組前に一瞬微笑むんですね
- そのときの目がまるで悪魔みたいでめっちゃ怖いんです
- ものすごいインパクト
- なんとハリウッド映画への出演が決まっているそうです
- さらに、実際にはありえない大げさな演出こそあるものの
- 角界やタニマチ(後援者)のブラックな部分や
- 猿桜の家庭問題、静内の子ども時代など描かれていきます
- 特に猿桜の父親の浩二(きたろう)の描き方がよくて
- 残しておいた餃子
- 別れの新幹線
- なけなしの5000円
- ラストシーンで流す一粒の涙
- 母親の早苗(余貴美)はサカリのついた犬みたいなんですけど(笑)
- 事故で昏睡状態の浩二にずっと付き添っている
また愛人の黒人がスケベだけどいい人(笑) -
エピソード7とエピソード8がやはりいいので
前半で挫折しそうになっても(笑)
最後まで見てほしいと思います
- 全て失った負け犬たちに、唯一残っていたのが相撲
- 人生ではじめて本気になる姿は、やはり応援したくなるから
【解説】Netflixより
体は屈強だが、投げやりな性格の青年が相撲部屋に入門。力士になった彼はとがった振る舞いでファンを魅了しながら、伝統と格式を重んじる角界を揺るがしていく。
エピソード1 60分
福岡で荒れた暮らしを送っていた青年は相撲で大金を稼げると口説かれ、故郷を離れて相撲部屋に入門。だが、反抗的な態度を取り続ける青年は周囲から認められず、相撲にも真剣になれずにいた。
エピソード2 48分
清は兄弟子に連れられて、気が進まないながらも高級クラブへ。その後、兄弟子たちからひどい仕打ちを受けた清は、稽古中に怒りを直接ぶつけるべく兄弟子との取組に名乗りを上げる
エピソード3 50分
父親の入院費用を工面するため、清は悪知恵を働かせて手っ取り早く金を稼ぐことに。本場所に挑もうとする清に、猿将親方は猿桜という四股名を授ける。
エピソード4 52分
猿桜は品格に欠ける振る舞いを問題視され、協会から引退を迫られてしまう。おかみさんの助け船で難を逃れた猿桜だったが、敵対者たちは猿桜を潰すべく執念深く攻撃し続ける。エピソード5 54分
再び膝を負傷して思うように相撲が取れなくなった古参力士の猿谷は、身の振り方を真剣に考える。その一方、破竹の勢いで連勝を重ねる猿桜は、完全にうぬぼれて慢心しきっていた
エピソード6 54分
記者から向けられた言葉が頭に響くなか、猿桜との一番に臨む静内。その壮絶な取組は、猿桜の心と体に大きな傷を刻み込む。その後、静内は故郷を訪れ、自身の暗い過去と向かい合う。
エピソード7 65分
相撲に敬意を払い始め、周囲を驚かせる猿桜。稽古に集中する猿桜の熱は、やがて部屋の力士たちにも広がってゆく。だが、猿桜は静内との取組で植え付けられた恐怖を克服できずにいた。
エピソード8 31分
引退する猿谷の断髪式が開かれ、大銀杏(おおいちょう)にはさみが入れられてゆく。新年になって迎えた1月場所の初日、猿桜が相対する力士はあの静内だった。
出演:一ノ瀬ワタル、染谷将太、忽那汐里、田口トモロヲ、きたろう
毎熊克哉、住洋樹、佳久創、戌井昭人、おむすび、寺本莉緒、安藤聖
金子大地、仙道敦子、澤田賢澄、石川修平、義江和也、小林圭、めっちゃ
菊池宇晃、余貴美子、岸谷五朗、中尾彬、笹野高史、松尾スズキ、小雪、ピエール瀧