マーニー(1964)

 
 
ヒッチコック監督ファンのなかでも、不評な作品なんだそうですね。
でも、ハンサム全盛期のショーン・コネリーを観れるだけでも
価値ありなのではないでしょうか。
 
 
 
歩く黒髪の女性の背中を捉えたカメラが、やがて彼女の全身を映し出す
プロローグは抜群。
金庫からお金を盗むヒロイン、やってっくる掃除婦、靴を床に落とす・・
緊張感を引っ張ります。
 
 
そんな犯罪を繰り返しそして赤色にトラウマを持つ
謎の女性マーニー(ティッピー・へドレン)に
恋をし結婚を申し込む、実業家のマーク(ショーン・コネリー)。
 
この作品、ヒロインのティッピー・へドレンが窮地に追いつめられるほどに
なぜかエロチックに感じてしまったのは私だけなのでしょうか。笑
 
真相が明かされるラストが物足りないのが、この作品の弱いところですね。
マーニーの謎を追うS・コネリーが、どうしても諜報活動をしているようにしか
思えないのもきっと私だけではないでしょう。
 

 
【あらすじ】allcinemaより
主人公の会社社長マークは、新しく雇い入れた秘書マーニーに強く惹かれていた。マーニーが会社の金庫を開けた時も、警察には突き出さず、何故彼女がそういった行動を採るのか原因を追及しようとする……。幼いときのトラウマから、異常な行動をしてしまう女性を描いたサスペンス。