原題も「SUPERMAN」
誰もが知ってるアメコミヒーロー
そしてついに11月6日は「アラン・ドロン生誕87年記念祭」
主催者であるチェイサーさまのフェイスブックによると
さらにダーティ・ハリーKさんのコメントによると
「アラン・ドロンのゾロ」を見た映画プロデューサーのイリヤ・サルキンドが
「スーパーマン」の映画化を思い立ち制作に繋がったということ
しかもタイムリーなことに「スーパーマン/ディレクターズカット版」を
NHKBSプレミアムで放映(2022/10/10)したのを録画していました
「ドロン祭」を前にしっかりチェックしておきましょう(笑)
今見ると凄いキャストでしたね
「スターウォーズ」と双璧するジョン・ウィリアムスのオープニング曲
カメラはジェフリー・アンスワース
当時史上最高額の出演料だったというマーロン・ブランド
もうひとりのトップ・クレジットはジーン・ハックマン
ゾッド将軍はテレンス・スタンプ
ストーリーは、クリプトン星人であるスーパーマンことカル・エルが
いかにして地球へ来て、ケント夫妻に育てられ
大人になり恋をしたり、スーパーマンとして活躍するようになったかを
まとめた「誕生篇」
クリプトン星人が滅んだ以外は、とにかく誰も死なない
悪役さえも殺すことはありません
スーパーマンは純真無垢で汚れを知らないヒーローなのです
通行人にコスチュームを「ダサい服だ」とツッコまれ
愛する女性を救うためにはマグマに飛び込み地殻変動を抑え
地球を反転させて時を戻す
(マーゴット・キダーの性格には共感できなかったけど 笑)
マーロン・ブランドが、ややうつむき加減なのは
相変わらずセリフを覚えてこないため
あちこちにカンペが貼られていたため
赤ちゃんのオムツにまで脚本が書かれていたそうです(笑)
ジーン・ハックマンはまさかのズラ投げ(笑)
この人もっとコメディ映画に主演してよかったのかも
兎にも角にも、これこそ本物のヒーロー映画
誰もが望むヒーローの姿
そこには映画で映画音楽でワクワクした時代があった
そしてその「ワクワク」を再び思い出させてくれるのが「ドロン祭」
チェイサーさま、アランドロン・クラブ・トーキョーのみなさま
そしてBZD39のみなさま
シネマライブ大いに楽しみましょう
【解説】allcinema より
誰もが知っているアメコミのヒーローを巨費を投じて復活させた超娯楽作。素朴な田舎を背景に少年時代のスーパーマンを描いた、郷愁に満ちた序盤の何と素敵な事。デイリー・プラネットの記者として活躍する本編に入っても、その暖かみを伴った面白さは一瞬たりとも揺らぐ事は無く、悪の天才レックス・ルーサーの陰謀を食い止めるクライマックスまで一気に見せきる。愛するロイス・レーンを救う手段も、反則スレスレではあるものの、充分なカタルシスを生ませている以上問題無し。スーパーマン=クラーク・ケントという大役を演じきったC・リーヴの存在感と、この大作をまとめきったR・ドナーの手腕に感謝せざるを得ない。唯一の難点は、この後シリーズがジリ貧状態に陥っていく事だけだ。