2015年、宝島社の「このマンガがすごい!」の
「いま読むべきマンガのランキング」の選定に参加する“選者”の
「このマンガいまネットで盛り上がってる」「復刊したほうがいい」
という声から発売したら3カ月足らずで55万部を突破
映画のほうも「ボヘミアン・ラプソディ」級の
客足と話題になっています
が、
川崎(チネチッタ)ではガラッガラでした
今日だけかも知れませんけど(笑)
面白かったですよ
未完の漫画を都市伝説として
現代と組み合わせた構成もうまかったと思います
特に大宮と浦和の小競り合いと、与野の立場
川を挟んで両軍が対峙、「弱いッ!」に笑えますし
エンディングのはなわさんの「ダン♪ダン♪ダン♪ダダン♪だ埼玉」
のフレーズが、何時間も耳に焼き付いて離れませんでした
しかし麗は埼玉出身で、手形制度撤廃を目指して活動する
埼玉解放戦線のメンバーだったのです
そんな麗に立ちはだかるのは、埼玉の永遠のライバル
千葉解放戦線であり、壇ノ浦家に使える執事の阿久津翔(伊勢谷友介)
埼玉と千葉はどちらが先に手形廃止になるか競っていますが
麗とともに東京に立ち向かいます
今の若者が見たら「新しい」のかも知れませんけど
こういうディスったり、イジったりする
少女漫画特有のソフト変態SMに
当時の漫画好き乙女は萌えたんですよね(笑)
他県から見たら「ご当地モノ」の紹介
ボーイズ・ラブものでもありますが
百美役が二階堂ふみちゃんなので、男性が見てもOKな範囲
70年代80年代に「漫画少女」だった人に見てほしい
青池保子先生の「エロイカより愛をこめて」を語り
「エロイカ・・」も未だ続いているのね(笑)
名作もありました←だんだん話がズレていくよ?(笑)
最初から最後まで「勢い」のある作品
「なぜか埼玉」という歌も本当にあるんですね
♪右も左も♪すべて埼玉~
こちらも埼玉のカラオケでは間違いなくヒットすることでしょう
『パタリロ!』の作者・魔夜峰央による埼玉県が徹底的に蔑まされ虐げられた架空の世界を舞台にした伝説のギャグ漫画を、「テルマエ・ロマエ」の武内英樹監督が主演の二階堂ふみとGACKTをはじめ豪華キャストを迎えて実写映画化したエンタテインメント・パロディ・コメディ。共演は伊勢谷友介、ブラザートム、麻生久美子、島崎遥香、京本政樹。
埼玉県民は東京都民からひどい差別を受けており、東京へ入るのにも通行手形が必要で、手形がなければ即強制送還という屈辱の日々を送っていた。東京の超名門校・白鵬堂学院でも、都知事の息子で生徒会長の壇ノ浦百美によって埼玉県人は容赦ない迫害にあっていた。そんなある日、アメリカからの帰国子女・麻実麗が転校してくる。容姿端麗で洗練された立ち居振る舞いの彼だったが、実は隠れ埼玉県人で、埼玉解放戦線のメンバーだった。しかし、そんな麗にいつしか心惹かれてしまった百美は、正体がバレて追われる身となった麗と行動を共にしていくのだったが…。