アラン・ドロン
原題は「UN FLIC」(警官)ジャン・ピエール・メルヴィルの早すぎる遺作享年55歳 始まってすぐ引き込まれる画の美しさメルヴィル・ブルーサングラスに鍔のあるソフト帽子とトレンチコートのハード・ボイルドスタイルセリフと無駄を削ぎ落とした演出に酔う 1…
2019年11月9日(土)銀座タクトにて12:30(開場12:00)からチェイサーさん主催する「アラン・ドロン生誕84年記念祭」の勝手に前夜祭(笑) 4回目はこれもドロンさまの代表作のひとつ原題は「LE CLAN DES SICILIENS」(シチリアの一族) やはり冒頭の警察の…
アラン・ドロンの「太陽」シリーズ第三弾(笑)といっても原題は「LA PISCINE」(プール) プールが舞台なだけに、ほぼ水着か半裸(笑)しかも序盤はずっとドロンさまと ロミー・シュナイダーがイチャイチャイチャイチャしているだけ(笑)(ドロンさまとロ…
「自分たちの育った田舎では、家を建て始めるとき 大工の親方が最初に通った人の影に石を投げる風習がある」「なぜか」「家の基礎を固めるためには “いけにえ” が必要だからだ」 原題は「ROCCO E I SUOI FRATELLI」(ロッコと彼の兄弟)自堕落的な兄と真面目…
銀座タクトにて、11月9日(土)12:30(開場12:00)からチェイサーさん主催する「アラン・ドロン生誕84年記念祭」の勝手に前夜祭(笑) 第1回目はもちろんこれ、原題も「LE SAMOURAI」メルヴィルの描く”男の美学”にはいつもこだわりがあるストイックで、渋く…
「”アクター”(俳優)とは役を生きる者、役を演じるのは”コメディアン”」 (ここで言うコメディアンとは”芸人”ではなく”役者”のこと) 伝説の俳優アラン・ドロン(82)への独占インタビュー 『アラン・ドロン生誕83年記念祭/シネマ・ライブVOL6』の2次会…
「愛し合うのに互いを知る必要ないわ ・・・愛し合う必要もないかも」 原題は「L'ECLISSE」(日蝕)で (名声などからの)失墜という意味もあるそうです 邦題は同じアラン・ドロンの「太陽がいっぱい」(1960)の 成功にあやかって付けたもの(ばかだ) ミケ…
ギャバンとドロンがこれまでに組んだ ギャング映画を想像させるような、この邦題はなんだ(笑) 原題は「DEUXHOMMES DANS LA VILLE」で 直訳すれば”都市のふたりの男”という意味 監督になる前のジョゼ・ジョヴァンニは本物のギャングで しかもゲシュタポに協…
まるで東映ヤクザ映画の邦題ですが(笑) 原題は「LECERCLE ROUGE」(セルクル・ルージュ=赤い輪) 冒頭で紹介される「人はそれと知らずに必ずめぐり逢う たとえ互いの身に何が起こり、どのような道をたどろうとも 必ずや赤い輪の中で結び合う」というブッ…
11月10日、土曜日 fpdさんのブログを通じて チェイサーさんが開催する 銀座タクト 『アラン・ドロン生誕83年記念祭/シネマ・ライブVOL.6』 に行ってまいりました アラン・ドロンへの愛がいっぱい 映画への愛がいっぱい ワクワクします 会場内は50…
「胸元のカトレアを直しても良いですか? 匂いを嗅いでも良いですか?」 プルーストの「失われた時を求めて」の中から「スワン氏の物語」の映画化 下記のallcinemaさんの解説で扱き下ろされているのは 「ブリキの太鼓」(1979)のシュレンドルフ監督 私は良か…
イタリア政府が国を挙げて修復に取り組み 美しく甦った映像の世界遺産 ヴィスコンティは当時、貴族の末裔でありながら 無産階級の人間と有産階級の人間に違いなどないという信条をもち コミュニスト(共産主義者)で「赤い公爵」と呼ばれていたそうです そん…
原題も「LAMELODIE EN SOUS-SOL」 この作品での金庫の警報音のたとえ 前に見た時はカラーだった記憶があるのですが モノクロ版と着色版、両方あるのですね やっぱりモノクロの方が良い感じ 刑務所から出所したシャルル(ギャバン59歳) 街は開発され風変わり…
フランスのシシリアン・マフィアもの モリコーネの曲ではじまるオープニングから雰囲気はばっちり パリの裏町の風景や人々も実にリアルで アンリ・ドカエのカメラが冴えています ギャバン×ドロンといえば、まず「地下室のメロディ」を思い出しますが こちら…
アラン・ドロン×ジャン・ルイ・トランティニャン カッコいいですねえ、シブいですねえ。 ほんっとフランス映画って溜息が出ます、地味だけれど痺れる。 冬の冷たいパリの街も、非情にぴったりな雰囲気がありました。 1947年、まだ戦争の傷跡が残っていた…
「太陽がいっぱい」のルネ・クレマン監督×アラン・ドロン主演。 「スパイ大作戦」や「燃えよドラゴン」のラロ・シフリン作曲のテーマ曲は とびきりカッコよく仕上がっています。 60年代のフランス映画は本当にスタイリッシュです。 この作品もおしゃれです…
「待っているわ。時間はいくらでもあるから・・」 冒頭からヒロイン役のジョアンナ・シムカスの魅力が湧き出ています。 お洒落な雑誌のページをめくっていくような、ファッション、ショット、カラー そして口笛のメロディー・・・ 鉄屑でさえ、彼女の背景に…
サスペンス映画の金字塔。 ムービーファンから圧倒的な支持を受けている作品だけに レビューするのは少し勇気がいりますね。笑 働かずに親の金で遊んで暮らすフィリップ。 働かずにフィリップの側で彼の金目当てに暮らしているトム。 ナイフの使い方が間違っ…