もしも昨日が選べたら(2006)




大人向けの「ドラえもん」。

登場人物が個性的でいいですね。
子どもたちは可愛い。
隣の悪ガキは憎たらしいけどカワイソウ。
主人公の両親もいい、特に父親は泣かせます。

そして何といってもケイト・ベッキンセールの美人妻が素敵。
セクシーなカジュアルスタイルも必見。
こんな奥さんだったら旦那さんは寄り道などせずに
まっすぐ家に帰ると思います。笑

イヤなこと、面倒なことは早送りできるという
万能なお道具(リモコン)を手に入れたマイケル。
忙しい仕事も、妻のドナの小言を聞くのも
煩わしい家族と過ごす時間も早送りしてしまいます。
だんだんと使い方が暴走してしまうマイケル。

やがて妻に去られ、父親は亡くなり
家族と過ごす時間を失っていたことに気が付くマイケル。
でも遅い、大切な人はもうそばにいないのです。

人生は未来には進めるけれど
決して過去には戻れないのです。

残念なのは、これは絶対夢オチだな・・と
途中でラストが予想できてしまうこと。
まだリモコンにリセット機能か何かが
ついているみたいな設定のほうがよかったかな?

それでも後半は感動的でホロっときますね。
心に響く言葉もとても多くて。

ただお下品なネタが多いので
家族で鑑賞するには不向きでしょう。
どちらかといえばサラリーマンの男性などに
オススメかなと思います。



【解説】allcinemaより
ひょんなことから人生を自在にコントロールできるリモコンを手に入れた主人公が、次第にそのリモコンに振り回されていくさまを描くハートウォーミング・ファンタジー・コメディ。主演は「50回目のファースト・キス」のアダム・サンドラー、共演に「アンダーワールド」シリーズのケイト・ベッキンセイル。監督は「ウェディング・シンガー」「80デイズ」のフランク・コラチ
 建築士のマイケル・ニューマンは、美しい妻ドナと2人のかわいい子どもたちのためにと懸命に働く日々。いつしかそれは、仕事優先で大切な家族を顧みない生活となっていった。そんな時間に追われてばかりのマイケルは、煩わしいリモコン操作に嫌気がさし、どんな電化製品も一台で操れる“万能リモコン”を求めて街に出る。そして、怪しげな従業員モーティから、人生さえも早送りや巻き戻しできる不思議なリモコンを手に入れる。妻との口論を早送りしたり、犬の吠え声を小さくしたりと、人生を思い通りに操作し始めるマイケルだったが…。