公開当時観た作品なのですが
最近ジェフリー・ラッシュがお気に入りなので。笑
ＢＳで放映していたのを再び鑑賞してみました。
天才ピアニストでありながら
厳格な父親から束縛され自由を奪われていたデイヴィッド。
この父親役のアーミン・ミューラー=スタールが本当に憎たらしいのです。
助演男優賞を逃したのが信じられない。
１９歳のとき、勘当されたも同然でイギリスの王立音楽学校に留学します。
「目隠ししても、弾けるように」
デイヴィッドはコンクールでラスマニノフのピアノ協奏曲第3番を
完璧に演奏しましたがその直後、倒れ病院に運ばれます。
彼は精神を病んでしまい（総合失調症）
それから十数年を精神病院で過ごします。
幼稚園児以下に手がかかるようになってしまったディビッド。
しかし身体は大人の男性なのです。
住む場所を転々としたある日、立ち寄ったバー、モービーズでピアノを弾きます。
デイヴィッドがピアノを弾き始めたとたんに
彼をバカにし、困った態度をしていた店に居た人々の態度が一変します。
ここは小気味の良いシーン。
この「くまんばちの飛行」だけは、ジェフリー・ラッシュが弾いたそうですね。
（ピアノも弾けるんだぁ～）
彼女がモービーズへ来たとき、デヴィッドが演奏したのは「ため息」・・
素敵でしたね。
プロポーズの言葉も良かった。
「星に相談してみて・・」
天才に生まれたばかりに受ける、苦悩や試練。
でも後半の人生は、本物の愛と成功を手に入れることが出来きて
よかったです。
【あらすじ】yahoo!映画よりデヴィッドは、音楽家になれなかった父親ピーターから英才教育を受けて育った。父親の反対を押切って、ロンドンに留学したデヴィッド。だが緊張と父親との対立から、彼は精神を病んでしまう……。実在の天才ピアニスト、デヴィッド・ヘルフゴットの半生を描いた感動作。
