ライジング・ドラゴン(2012)







「これが私の最後のアクション映画になります」
この字幕が出た時には涙が出そうになりました

まだまだ見た目は若いですし、アクションも健在ですが
この作品の公開当時でジャッキーは58歳

CGにもスタントににも頼らないでの命がけの演技を
身体ひとつだけで映画1本撮影するのですから
体力面ではかなり厳しくなってきたのでしょう

「サンダーアーム」「プロジェクト・イーグル」に続く
「アジアの鷹」シリーズ第3弾
雇われトレジャー・ハンターのJCがチームを組み
清朝時代に奪われた十二支像を取り戻すというもの
政治的なメッセージも含まれています
(それはないほうがよかった)

とはいえ、相変わらず登場人物もストリーも
みんなちょっとダサくてユルくてドタバタ(笑)
女はギャアギャアと騒ぎます
海賊にジャック・スパロウが登場するのもセンスなし(笑)

でも、アクションは本気
好きなのはソファーの格闘
ソファーから離れたら負けって(笑)

最後に妻役として登場したのは
ジャッキーの本当の奥様ということ
映画の中でも謝っていましたが
長年心配をかけ続けてきた妻に
本気で謝りたいという気持ちが伝わってきます

今までの、数々の危険なスタントも終わり
本当にお疲れ様でした
これからも製作や監督としてアクション映画界で
活躍し続けてくださいね



【解説】allcinemaより
アジアが世界に誇るスーパー・スター、ジャッキー・チェンが、自身最後のアクション大作と公言し、自ら監督・製作・脚本も務めて撮り上げた娯楽活劇。“アジアの鷹”の異名を持つ凄腕トレジャー・ハンターの主人公が、19世紀に略奪された国宝の奪還に乗り出すさまを、ローラーブレードを付けたボディ・スーツによる前代未聞のカーチェイスをはじめ、体を張った危険かつ迫力のアクションの数々とともに描き出していく。
 19世紀の清王朝時代。列強の進出により、十二支をモチーフにした国宝のブロンズ像“十二生肖”が略奪され、散逸してしまう。そして現代、世界中に散らばった12体のブロンズ像は、それぞれが高額で取引されていた。アンティーク・ディーラーのマックス・プロフィット社は12体すべてを手に入れるべく、その収集を“アジアの鷹”と呼ばれるトレジャー・ハンターのJCに依頼する。高額の報酬に惹かれて依頼を受けたJCは、さっそく精鋭メンバーによる特殊チームを結成すると、秘宝を追って世界各地へと繰り出していくのだったが…。