フォトグラフ ~あなたが私を見つけた日~(2019)

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「思い出になりますよ」
「忘れてしまいます」
「写真に残さないと」

原題も「Photograph」
ムンバイが舞台のドイツとインドとアメリカ合作
(なので歌って踊らない 笑)
世界中で人々の心が殺伐としている中
こういう映画を見るとほっとします(笑)

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ムンバイで観光客相手のカメラマンをするラフィ
田舎に住む祖母は、早く嫁をもらえとしつこい
しょうがないので、記念撮影した女子大生ミローニの写真を
婚約者と偽って手紙と共に送ります

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田舎のおばあちゃんは孫が結婚すると大喜び
みんなに言いふらし、その噂はムンバイまで広がっていました
ラフィはミローニを探し(学校の看板に優秀学生として顔が出ていた)
嫁になる女性に会うため、ムンバイにやって来るおばあちゃんのために
婚約者のふりをしてくれと頼みこみます

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ミローニの家は裕福なヒンドゥーで、ラフィは貧しいムスリム
結婚どころか、付き合うことすら難しい
だけどふたりには「優しさ」という共通点がありました
ミローニはラフィのおばあちゃんと会い意気投合

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ミローニは自立した女性を目指していましたが
子離れ出来ず、おせっかいな家族や
付きまとう教師、好きでもない男性とのお見合いに悩んでいました
ラフィと過ごす時間だけが解放される瞬間だったのです

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家政婦のアンクレットにラフィの故郷を思う
(看板で)とうに嘘に気づいていたおばあちゃんは
自分の母からもらったアンクレットをミローニに託します

一方ラフィはミローニのため、今はもう手に入らない
彼女の思い出の中にあるキャンパ・コーラを探すことにします
幻のコーラ工場に辿り着き、たった1本手に入れたコーラ

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誰だって差別をなくしたい
好きなひとのために、何かをしたい

私は打算で男を選ぶような女だけど(笑)

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若い人には、反対されても、失敗してもいい
自分の選んだ道を進んでほしいと思う
大切にしてくれる人と結婚してほしいと思う

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「映画はどのストーリーも同じ」
自分たちの未来を作るのは、自分たちしかいないのだから

 


【解説】amazonプライムより
ムンバイの路上で観光客相手に記念写真を撮る男。故郷に住む祖母は、早く所帯を持てとうるさい。ある時、彼は客として出会った娘に、婚約者として祖母に会ってほしいと依頼する。住む世界の異なる2人。意図せず絆は深まり、世界観が揺さぶられていく。おだやかで滑稽なロマンスをリテーシュ・バトラ(『めぐり逢わせのお弁当』)が描く