戦う幌馬車(1967)

 
 
面白かったですね。
胸スッキリ系娯楽西部劇。
 
いつ見ても安心・安定感のある男、ジョン・ウエィンと
気障でファッショナブルでモデル様のようなカーク・ダグラス
ふたりは手を組み、砂金を乗せた幌馬車を襲う計画をたてます。
 
「戦う幌馬車」というタイトルですが、この砂金を運ぶ幌馬車が
完璧に装甲され、ガトリング・ガンを装備し、まるで戦車のようなのです。
 
そんな重装備の「戦馬車」を襲うのに
トウ(ウエイン)が集めてきた仲間は
酔っぱらいの若造に、じいさんに、インディアンのはぐれ者。
いらだつロ-マックス(ダグラス)、しかし金のために引き受けます。
 
仲が悪い仲間5人が力をあわせ
酒場で(あまり意味もなく)滅茶苦茶な殴り合いしたり
ニトログリセリンを使って橋を爆破したり
戦馬車から降り注ぐ大量の弾丸をかわし
奪った砂金を小麦粉の樽に入れて運ぼうとします。
しかし・・・
 
 
派手で単純明快でラストまで楽しめました。
ウェインとダグラスの掛け合いに
西部劇ファンなら、思わずニヤニヤしながら見てしまう作品でしょう。
 

 
【解説】allcinemaより
 無実の罪を被った男ジャクソンが、宿敵の輸送隊を襲撃しようと計画する。だが、標的の砂金は、頑丈な装甲をもつ幌馬車の中にある。ジャクソンは、幌馬車攻略のため、さまざまな特技をもつ男たちを集めた……。職人B・ケネディのコミカルな傑作ウェスタン。