セント・エルモス・ファイアー(1985)




音楽もインテリアも髪型もザ・80年代。
大昔はこういう作品を見て
ファッションとかカッコイイと憧れましたね。
あの頃は若かったんだな。笑

現在でも新卒のフレッシャーズさんが見たら
大人の世界になかなか馴染めない
そんなところに共感するかもしれないですね。

まだまだ学生気分が抜けず
いくつもの壁にぶつかりながら成長していく
そんな仲良し男女7人の青春群像劇。

年上の女医に夢中のフリーター、カービー
ハンサムだけどお金にも女にもだらしない、できちゃった婚のビリー
そんなビリーに片思いで尽くすウェンディ
銀行に勤め上司と不倫、虚言癖のあるジュリアンナ
政治関係の仕事をするアレック
アレックと同棲する芸術家志望のレズリー
レズリーを思い続けているライターのケビン

アレックとレズリーが喧嘩した夜
レズリーはケビンの部屋に行きケビンと寝てしまいます。
そしてやってきたアレックスと鉢合わせしてしまうのです。

レズリーは一見常識ありそうないい女風ですけれど
一番トンデモナイ女かも知れません。

私は女友だちのカレと寝るとか
またはカレの男友だちと寝るとか
たとえ破局した後でお互いフリーであっても
絶対しない派ですね。

男も女も星の数ほどいるのです。
なぜ誰かを傷つけてまで
身近で関係を持たなければならないのでしょう?
(バレなかったらいいという手もある?笑)

スターを目指しニューヨークに旅立ったビリーと
残ったウェンディは結ばれるのかな?
たぶん困った時だけウェンディのところに戻りそうですね。
たとえ成長しても本質はそう変わらないでしょう。

80年代を満喫できる青春映画。



【解説】allcinemaより
 嵐の中、船乗りたちが道しるべとしたマストに灯る放電現象(=セント・エルモス・ファイアー)をタイトルに掲げ、友人の事故をきっかけに集まった大学を卒業したての若者たちがそれぞれの交流の中、やがて自分の道を見つけていくまでを綴った青春群像劇。「D.C.キャブ」のジョエル・シューマカーが、エミリオ・エステヴェスをはじめ、ロブ・ロウアリー・シーディデミ・ムーアなど今を時めく豪華キャスティングで若者たちの自立を描く。