モーリス(1987)


 
 
腐女子というコトバは最近知ったのですが。
美少年同士の恋愛「ボーイズラブ」を好む女性のことらしいです。
なぜ、女性なのに男性同士の恋愛に興味があるのでしょう?
でも「ボーイズラブ」って結構、今ブームらしいんです。
 
この作品も、男性同士の純愛映画でした。
 
モーリス(ジェームズ・ウィルビィ)、クライヴ(ヒュー・グラント)、
リズリー(マーク・タンディ)の3人はケンブリッジ大学生で、とにかくハンサム。
クライブに告白されたモーリスは
男同士のプラトニック・ラブにのめり込んでいきます。
ところが、リズリーが同性愛の罪で逮捕された事件がきっかけて
クライブは次第にモーリスと距離を置くように・・・
ついには女性と結婚してしまいます。
そして、傷ついたモーリスは庭番のアレックと出会います。
 
ゲイの作品を観ると(実際はどうかわかりませんが)
目と目があったとたんに、
ビビビビとテレパシーで愛を確認できるような気がします。
そこらへんは、男女の恋愛よりも楽なように思えてしまいましたが。笑
 
知りませんでしたが、この作品は同性愛映画の傑作らしいです。
腐女子の方や美青年好きに方には、オススメの作品なのではないでしょうか。
 

【あらすじ】goo映画より
1909年、ケンブリッジ大学。キングス・カレッジの寮生モーリス(ジェームズ・ウィルビィ)は、同期生で優等生のリズリー(マーク・タンディ)と討論を交わすために訪れたトリニティ・カレッジで、討論のメンバーであるクライヴ・ダーハム(ヒュー・グラント)と出会った。彼は、知性に満ち、ギリシャの古典的理想主義と同性愛の信奉者で、夏のある日、モーリスに愛を告白した。しばらく後、クライヴの別荘、ペンダースレイ・パークで過ごしたモーリスは、そこに集う優雅な人々に魅了されると同時に、2人の親密さは増していった。1911年、学校を卒業した2人は、それぞれ違う道へ進んだ。モーリスは株の仲買人に、クライヴは法廷弁護人として働いていた。そんな矢先、優等生だったリズリーが同性愛者として風紀罪で逮捕され、自ら同性愛者であることに後ろめたさを感じたクライヴは、ひとりギリシャへ旅立った。そこで、母から勧められた女性(ジュディ・パーフィット)との結婚を決心するクライヴ。クライヴの愛を失ったモーリスは、絶望の底におとされるが・・・