こう改めて観てみると、エディ・デューチン役のタイロン・パワーが
大学生にしてはあまりにおっさんだなぁ・・と思ってしまいましたが。
ラストに流れる「トゥ・ラヴ・アゲイン」がとにかく最高、感動の作品。
社交辞令で言われたセリフを本気にして、
ピアニストを目指しニューヨークまでやってきたエディ。
ふたりはまるでロマンチックの最高峰のような恋をします。
やがて結婚して息子を授かる・・・でも夢のような幸せは長くは続きませんでした。
そして、第二次世界大戦が勃発。エディは戦争へと向かう。
終戦後息子と再会し、チキータという美しい女性とも出会い、
エディの心は再び愛で満たされます。
しかし今度は彼が不治の病だと宣告されてしまうのです。
最後の演奏でピアノを弾く指がだんだんと動かなくなり・・
そして目の前から消えてしまうエディの姿。
・・・演奏をやめない息子。
ただ、涙が頬をつたうばかりの素晴らしいラスト。
【解説】allcinemaより