エリザベス・テイラー

バージニア・ウルフなんかこわくない (1966)

原題は「Who's Afraid of Virginia Woolf?」 トニー賞受賞の舞台を映画化したマイク・ニコルズ監督デビュー作 バージニア・ウルフとは、イギリスの女性小説家のことで (「めぐりあう時間たち」(2002)でニコール・キッドマンが演じた) 「バージニア・ウル…

クリスタル殺人事件(1980)

原題は「THE MIRROR CRACK'D 」(鏡の亀裂) ミステリーとしては傑作と言い難いですが(笑) いろいろな意味で面白く、興味深かったです アガサ・クリスティの映画化といえば とにかく豪華キャストだということ その中でも本作は特に豪華絢爛ではないでしょ…

若草物語(1949)

原題は「Little Woman」(小婦人) 「リトル・ウィメン」を「若草物語」にした邦題は素晴らしい 原作はアメリカの女流作家、ルイーザ・メイ・オルコットの 1868年に発表された自伝的小説 モンゴメリの「赤毛のアン」(1908年)と同じくらい女性に共感され 同…

予期せぬ出来事(1963)

原題は「The V.I.P.s」(Very Important Person=重要な人物たち=要人)この邦題はいいですね ロンドンのヒースロー空港若い賭博師と駆け落ちしようとする結婚13年目を迎える経済界の大富豪の奥様脱税のため英国を離れたい映画製作者と女優大手企業に買収さ…

ジャイアンツ(1956)

「ジャイアンツ」とは主人公ビック・ベネディクトが大男であり 大物だというダブルミーニング ジェームズ・ディーンの遺作として有名ですが 主役はエリザベス・テイラーとロック・ハドソン 息子役で若かりし日のデニス・ホッパーも見どころ テキサスの雄大な…

陽のあたる場所(1951)

陽のあたる場所 それはきっとアンジェラ(リズ)のいる場所 このころのリズは本当にまぶしいばかりの美貌ですね キラキラキラ、キラキラ☆オーラが出ています リズが映画で活躍していたころのスタイリストが 「リズには宝石が似合わない、宝石が彼女の輝きに…

いそしぎ(1965)

少年がライフルで鹿を撃ち殺すシーンから始まるこの作品 9歳のダニーは「殺して楽しむことの意味を知りたかった」と答えます 母親のローラは画家でシングル・マザー 何より自由が大切と考え なんと息子を学校にも行かせていません 日本なら児童養護施設か、…

花嫁の父(1950)

リメイク版のスティーヴ・マーティン主演の『花嫁のパパ』は観ました。 そのときは、カナダ在住のいとこの結婚式に出席するという機会があり 海外の結婚式とはどのようなものなのか 少しは知っておこうと思って鑑賞したのです。 この作品での父親の最大の悩…