原題も「BRIDE WARS」
日本の結婚式では予算や、両家のニーズにあわせたプランが
いくつも揃っていますが
アメリカやカナダでは、日本よりもっと花嫁が主役で
花嫁の要望通りの結婚式が行われます
その理由は披露宴の費用を花嫁の家が負担するから
しかもご祝儀はないし、貸衣装もない
(プレゼント文化なので)会費制などもってのほか
すべて自腹、花嫁側が本気になるのも当然なのです
その割には、夢のようなプロポーズと理想的な結婚式を挙げた夫婦のほうが
離婚率が高いという理想と現実のギャップ(やっぱ妥協しないと 笑)
リヴ(ケイト・ハドソン)とアン(アン・ハサウェイ)は、幼馴染で親友同士
そしてNYのプラザホテルで6月に結婚式を挙げるという共通の夢がありました
まずアンが、次にリヴがプロポーズされふたりは超有頂天
なのにウェディング・プランナーのマリオン(キャンディス・バーゲン)の
秘書のミスのせいで、結婚式が同じ日の同じ時間になってしまうのです
合同結婚式にするか、どちらかが式場を変えれば解決するのに
どうしてもそこだけは譲れない
ついにはお互いの結婚式の準備を、お互い妨害するようになります
こうなるともう彼氏は蚊帳の外(笑)
やり手の弁護士のリヴの彼氏は、もともと破天荒で
気の強い女性が好みだったからいいけど
小学校で担任しているアンの彼氏は、頼まれたら断れないような
気弱でやさしいアンが好きだったのです
それが結婚が決まってからというもの、リヴへの対抗意識でいっぱい
日焼けサロンでオレンジ色にされたら、紫色の髪にする仕返し
リブの最後の独身パーティまでジャック
頭にきたリヴはアンの式で披露する幸せDVDを
バカンス先のストリッパーまがいのダンスの録画ビデオとすり替えます
後悔先に立たず、アンの式はめちゃくちゃ
女性同士の幼馴染や親友で
どちらかに彼氏ができたとか、結婚が決まったで
友情に亀裂がはいるって多いと思います
私の友人にも複数いますから(笑)
そんな女の友情を、皮肉っているとわかっちゃいるけど笑えない
結婚式当日ドタキャンものって、アメリカ映画では多いけど笑えない
セレモニーは自分だけのものではない
祝福してくれるすべての人のものでもあるのだから
ケイト・ハドソンとアン・ハサウェイの魅力とファッションだけが見どころ
ちなみにケイト・ハドソンがデブキャラのわりには
実はアン・ハサウェイの太もものほうが立派でした(笑)
【解説】allcinemaより
幼馴染みで親友の女性2人が、それぞれに決めていた結婚式の日取りが重なってしまったことを機に険悪となり、壮絶な争いを繰り広げていくロマンティック・コメディ。
幼少の頃から理想の結婚を夢見てきた、幼馴染みで親友同士のリヴとエマ。そんな彼女たちも運命の相手を見つけ、いよいよ結婚することに。そして、同じホテルで別の日に結婚式を挙げようと計画し、憧れだったニューヨークの名門プラザ・ホテルを式場に選ぶ...