トップガン マーヴェリック(2022)

原題も「Top Gun Maverick

トップガン」(198636年振りの続編として

オールドファンを裏切ることなく、奇跡的に成功

あるならず者国家がウラン濃縮プラントを建設

稼働前に破壊すべく特殊作戦に参加させるため

トップガン卒業生であり精鋭パイロットの特殊対地攻撃作戦の

教官として抜擢されたマーヴェリック

推薦者はかってのライバルで

今は太平洋艦隊司令アイスマンでした

しかしその中のパイロットのひとり

ルースターは相棒グースのひとり息子でした

マーヴェリックには(ルースターの母親から頼まれ)

ルースターが海軍学校に入学できないように

志願書を受理させなかった過去がありました

そのことをルースターは今でも恨んでいます

作戦まで3週間

電磁波妨害が行われている渓谷を低空高速で飛行するためには

最新鋭機(GPSを使う)F-35は役に立たない

F18F/A-18E/Fスーパーホーネット)での訓練が始まります

F-35Cライトニング IIの撮影が出来なかった理由のひとつは

F-35が単座機(ひとり乗り=実際に操縦するのは本物パイロット)で

役者や撮影機材を乗せられなかったため

F-18の使用料1時間あたり、11,374ドル(約150万円)で

予算の関係もあったのかも知れません(笑)

アメリカでいう「ならず者国家」は

独裁政治体制、テロ支援、大量破壊兵器の拡散などを行う国家のこと

トランプ前大統領は、イラン、北朝鮮ベネズエラ

3国家を名指したそうですが

 

本作では第5世代戦闘機がSu-57なので、相手国はロシアと思われます

(第5世代戦闘機=米のF-22F-35、中国のJ-20、ロシアのSu-57

前作の主力機F-14(トムキャット)の登場はファンには嬉しい

どうせならA4スカイホークと

ミグ28(使用したのはF5タイガー) も出して欲しかったけど

(昭和か 笑)

P-51Dマスタング第二次大戦時の戦闘機)は

なんとトム・クルーズの私物

トム本人が操縦したそうです

でもやっぱり、お気に入りは

空母エイブラハム・リンカーンからの戦闘機の発着シーン

花形はパイロットだけど、それも多くのクルーの働きがあってこそ

この一体感にこそ萌えます(笑)

ここからはあなたもトムクルになれる

アイテム紹介(笑)

 

フライトジャケット G-1

中国のスポンサー(テンセント・ピクチャーズ)への配慮で

予告編では日本と台湾の国旗のワッペンが「なんちゃって」でしたが

アメリカ国防総省が制作に関わっているためスポンサーが撤退

「日の三角」が「日の丸」に復活しました

アビレックスで買えます

参考価格107,800円、中国製(笑)

 

フライトジャケット MA-1

正式には「CWU-45/P」と呼ばれるMA-1の後継モデル

こちらもアビレックスで購入可、参考価格35,200

 

サングラスレイバン

トムが使用しているのは定番のアビエイター58mm

参考価格21,800円(トップガン限定モデル)



カワサキNinja H2RGPZ900RA2

やはりスポンサーに配慮したのか「NInja」のロゴは消されたそうです

そこまで気が付かなかったので、配信されたら確認します(笑)

1000cc4気筒エンジン242馬力、最高時速337km/hという優れモノ

参考価格は3,630,000

 

アイスマンさま

前作公開当時はトムより、ヴァル・キルマーのほうが

「かっこいい」と人気がありました(笑)

本作ではヴァルも喉の癌で、キモセラピー(化学療法)や放射線

喉に穴を開けての治療で思うように声を出せない中

トムの強い要望と、ヴァル自身のアイディアで主演が叶ったそうです

会話のシーンはAIによるヴァルの声の再現したもの

最大のギモンはヒロインが、チャーリー(ケリー・マクギリス)ではなく

ジェニファー・コネリー演じた「ペニー・ベンジャミン」なの?

ですよね(笑)

 

ケリーは2009年に同性愛者であることをカミングアウト

主演オファーは来ず、年齢と年相応の見た目が理由だろうと

インタビューでは答えたそうです

現在は演技指導をしたりしながら静かに暮らしているということ

「ペニー・ベンジャミン」は前作で名前だけ出てくる女性

マーヴェリックが低空飛行で脅かした司令官のお嬢さん」

グースが「ペニーか?」と訪ねたり

グースの妻(メグ・ライアン

「ペニー・ベンジャミンにすごかったんですって?

マーヴェリックをからかうシーンがあります

マーヴェリックがチャーリーと付き合う前(と後からも)

いろいろ関係があった女性ということなのでしょう



軍人と言えばエド・ハリスさまに関しては

登場しただけで作品に風格が現われました(笑)

ひとりも残さずに敵地から帰還する

ルースターとの和解

そしてペニーとの新しいスタート

単なるノスタルジックな同窓会映画では終わない

CGなし、リアル優先、近年最強のアクション映画

空前の大ヒットもよくわかる

映画館で、IMAXで、お金を払って見るだけの価値がありました

 

ひさびさのお気に入り献上です



【解説】映画.COMより

トム・クルーズを一躍スターダムに押し上げた1986年公開の世界的ヒット作「トップガン」の続編。アメリカ海軍のエリートパイロット養成学校トップガンに、伝説のパイロット、マーヴェリックが教官として帰ってきた。空の厳しさと美しさを誰よりも知る彼は、守ることの難しさと戦うことの厳しさを教えるが、訓練生たちはそんな彼の型破りな指導に戸惑い反発する。その中には、かつてマーヴェリックとの訓練飛行中に命を落とした相棒グースの息子ルースターの姿もあった。ルースターはマーヴェリックを恨み、彼と対峙するが……。主人公マーヴェリックをクルーズが再び演じ、「セッション」のマイルズ・テラー、「ビューティフル・マインド」のジェニファー・コネリー、「アポロ13」のエド・ハリスが共演。さらに前作でマーヴェリックのライバル、アイスマンを演じたバル・キルマーも再出演する。「オブリビオン」のジョセフ・コジンスキーが監督を務め、「ミッション:インポッシブル」シリーズの監督や「ユージュアル・サスペクツ」の脚本家として知られるクリストファー・マッカリーが脚本に参加。