フューリー(2014)

 
第二次世界大戦末期、たった1台の「フューリー(怒り)」と名付けた戦車で
300人ものドイツ軍部隊と戦い抜いた5人の兵士の物語
 
 
米軍のM4シャーマン × 独軍ティーガーI(タイガー戦車)
戦車萌えといったらティーガーI(笑)
見る前から私のワクワクは凄かった
 
なのに、なのに曳光弾のエフェクトはやりすぎで
レーザー光線銃の撃ちあいに見えてしまう
まるでメイキング映像のような演出
 
 
 
地雷を踏んで動くことの出来なくなった
戦車に立て篭もって300人のドイツ兵との戦闘という
素人が考えてもあまりに無理な設定
しかもドイツ兵が馬鹿すぎに描かれていていただけない
 
ドイツ娘との必要ない(しかも無駄に長くイライラする)エピソード
そしてブラット・ピットの独りよがりのリーダー
部下を死なせます
 
 
 
ブラピ以外の4人の兵士は全員ユダヤ人で
唯一生き残った若い兵に「お前はヒーローだ」と終わるラスト
連合国にとっては確かにそうなので、いいのですが
 
しかし昔の戦争映画は敵国の兵士に対しても敬意がありました
ただ、無茶苦茶に殺すだけであるならば
聖書の言葉や、友情など、おセンチなシーンをクドクド入れず
ただの残酷残虐映画にしたほうがよっぽどいい
 
 
 
私はもっとティーガーIが見たかったんだよ!
ティーガーIの攻撃力にため息つきたかったんだよ!(笑)
 
 
ひとこと感想は、ブラッド・ピット
ヒロイズムを満足させるための映画でございました
 
バルジ大作戦」で気分をリセットしたい気分(笑)
 

 
【解説】allcinemaより 
第二次大戦末期のヨーロッパ戦線を舞台に、たった一台のシャーマン戦車“フューリー号”で、300人ものナチス・ドイツの大軍に立ち向かった5人の兵士の勇気と絆の物語を、リアルかつ迫力の戦車戦とともに描く戦争アクション。主演はブラッド・ピット、共演にシャイア・ラブーフローガン・ラーマンマイケル・ペーニャジョン・バーンサル。監督は「エンド・オブ・ウォッチ」「サボタージュ」のデヴィッド・エアー
 1945年4月。ドイツ軍が文字通りの総力戦で最後の徹底抗戦を繰り広げていたヨーロッパ戦線。戦況を優位に進める連合軍も、ドイツ軍の捨身の反転攻勢に苦しめられていた。そんな中、勇敢な3人の部下とともにシャーマン戦車“フューリー号”を駆る歴戦の猛者ウォーダディーのもとに、戦闘経験ゼロの新兵ノーマンが配属されてくる。ろくに訓練も受けていないノーマンは、戦場の極限状況にただただ圧倒されるばかり。ウォーダディーはひよっこノーマンを手荒く叱咤しながら、フューリーで敵陣深くへと進軍していく。やがてそんな彼らの前に、ドイツ軍が誇る世界最強のティーガー戦車がたちはだかる。