インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989)

 
 
ショーン・コネリーは007シリーズの頃より
おじさまになってからのほうが好き
そしてこの「最後の聖戦」
 
ちょっと浮世離れしたトボけたキャラクターがぴったり
演技の抜群の安定感に渋さ、そしてチャーミング
(でも、ハリソンとサー・コネリーは12歳しか歳が違わない・・)
 
少年時代のインディはリバー・フェニックス
なかなか見事でしたね(ハリソンと似ていないけどw)
23歳での死が悔やまれます
蛇嫌い、冒険の時の服装や帽子
鞭使いの由来がわかっていくのが見ていて楽しい
 
インディの上司であるマーカス教授も癒されキャラで好き
「彼は10か国語を話し・・」なんて(笑)
「誰か英語を話せる人はいませんか~」と
迷子になってるのが可愛いよね
 
1作目同様に、ナチとのお宝争奪戦
それはキリストの聖杯を探すというものでした
その聖杯で聖水を飲むと永遠の命が得られるというのです
(この聖水を飲んだからか、ハリソンはインディ5作目にも主演決定らしい)
 
しかし、偽の聖杯を渡すヒロインは
最後まで敵にも味方にも迷惑でヒドイ女ね
でも、美人だから、あまり腹がたたない(笑)
 
さすがに3作目で、アクションの目新しさはなくなりましたが
冒険映画として十分に満足できる出来なのではないでしょうか
私はこれはこれで、結構いいかなと思います
 
ただ、ヒトラー総統があまりにも似ていないのには驚いた
スピちゃん、なんでそこは手を抜いたのかな?(笑)
 

 
【解説】allcinemaより
キリストの聖杯を探していて行方不明になった父、ヘンリーを追ってベニスに飛んだインディ。ナチスの手が迫る中、ジョーンズ親子の逃亡と脱出の冒険が繰り広げられる。シリーズ第3弾にして最終作(今のところ)の本作では何と言ってもS・コネリーが漂々と演じたヘンリー・ジョーンズ博士のキャラクターが一番の見ものである。加えて「レイダース/失われたアーク」に引続き登場のD・エリオット扮するマーカス・ブロディもあって、平均年齢が極めて高いチームによるそれ相応のアクション(派手な立ち回りはインディが一手に引き受けて)とコメディ・タッチは緩急のバランスが取れた冒険談を作った。その辺が「魔宮の伝説」のようなローラー・コースター・ムービーを期待された向きには不評だったようだが……。