見る前から、輝きが眩しい(笑)
ペキンパーファンからは酷評もあるようですが
私はこの作品のマックイーンが一番好き
銃の扱う時のカッコよさといったら!
軍隊経験もあるということで
本格的なしぐさのように見えます
ショットもかなりいいですね
燃えるパトカー
舞い上がる黒煙
散弾銃でエレベーターごと落とす
独特のスローモーション撮影の中で展開する暴力
残虐なシーンに子どもたちを登場させるのも
ペキンパー風
あらすじは、マックイーン演じるマッコイは裏取引で刑務所を出所
その取引相手に頼まれ、妻のキャロルと銀行強盗し
その現金を持って逃走するというもの
フェロモン撒き散らし状態という解説はその通りで(笑)
そしてラストにトラックを運転するおっさん
いいですよねえ
後味の良いバイオレンス映画
そして、とにかくマックイーン
彼がかっこいいのです
【解説】allcinemaより
銀行強盗をしたマッコイは、ギャングに渡すはずの金を持って逃走した。彼を追うギャングをかわしながら、マッコイは妻と共にメキシコをめざす……。スリリングなチェイスが全編に渡って展開するペキンパーの快作アクション。マックィーン、マッグローだけでなく、傍にいたるまで役者陣の個性が光る。特に、フェロモン撒き散らし状態の悪役A・レッティエリの存在感は驚異的。ラスト・シーンのサスペンスも、この手の映画を見慣れた人には嬉しい驚きである。W・ヒルの脚本もそのままに、94年にはキム・ベイシンガー&アレック・ボールドウィン主演でリメイクされている。