フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ (2015)





チネチッタにて鑑賞。


ハーレクインロマンスかレディスコミックか。笑

評価もわかれるようですね、私はつまらなかった。
ボカシの映像も趣味が悪い、もっと美しく隠せなかったものでしょうか。
続編も作られるようですがたぶん鑑賞しないでしょう。

ごく普通の女性に
大金持ちでハンサムでお洒落な男性が高価なプレゼント攻撃。
乙女チックな女性が憧れる白馬の王子様願望。

大富豪のグレイは女子大生のアナと契約し、付き合おうと提案します。
その契約書は性行為までも細かく指示するものでした。
彼には特殊な性癖があったのです。
そして幼いころに虐待を受けるという過去がありました。

一応SMものという設定のようですけれど
恋愛ものが好きな普通の女性が見て楽しむ作品でしょう。
好きな男性のことが知りたい、理解したい、一緒にいたい
自分のことを愛して欲しい・・・

性行為もあれはオッケー、これはノーで女性主権。
浮気はなし。
相手を振り回し、気に食わないと泣きわめく
それでもやさしい彼、女性の描く理想の恋愛。

それでも女の子が可愛くて、男性がハンサムな大金持ちなら
許しちゃおうみたいな。

髪結いの亭主」のように
言わなくても、叩かなくても、脱がなくても、主従の関係を描く・・・
やっぱりルコント監督のほうが、監督としても変態としても本物。

SMではなくロマンス映画。
昼ドラが好きな方にはオススメだと思います。



【解説】シネマトゥディより
主婦が趣味で執筆しインターネットにアップした小説が評判を呼び、全世界でベストセラーとなった官能小説を映画化。巨大企業の若き起業家である男前のCEOと、恋愛未経験の女子大生の倒錯した恋愛模様が展開する。メガホンを取るのは、『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』の女性監督サム・テイラー=ジョンソン。CEOにファッションモデル出身で『マリー・アントワネット』などのジェイミー・ドーナン、ヒロインには『ニード・フォー・スピード』などのダコタ・ジョンソンがふんする。