ゼロ・グラビティ(2013)

 

 
 
これだけの話題作ですし
ムービーファンによるレビューも
もちろんたくさん書かれていますし
物語の筋は知っていましたが、それでもかなり面白かったです。
 
シンプルだけど新しい、いままでこういうSF映画って
なかったような気がします。
そしてCGはこう使うんだといわんばかりの美しい映像。
 
たとえ宇宙船好きじゃなくても
スペースシャトル、ISS、ソユーズ、天宮などは
ワープして銀河のかなたまで行くような未来的な宇宙船よりは
名まえを知ってるし、実際にも存在することで身近に感じました。
船の内部の様子を見ることが出来たのには
こうなっているのかと、とても感心、感動してしまいました。
 
爆破されたロシア衛星の宇宙ゴミによって
アメリカのシャトルが破壊されてしまい
ふたりの宇宙飛行士が宇宙空間に投げ出されてしまいます。
地球に戻るためにISSを目指すふたり。
減っていく酸素、コントロールできない進行方向
一難去ってまた一難、また一難、また一難・・・
 
そこでライアン(サンドラ)を励ますマット(クルーニー)が
めっちゃカッコよすぎです、よすぎます。笑
クサくて気障だけど、惚れてしまいました。笑
夢(幻覚?)になってまでライアンを助けたのにはもう
目頭が熱くなったくらいで。
 
今晩私の夢にも現れて。笑
 
最後までノンストップでハラハラドキドキ。
思わず「あっ!」とか「はっ!」とか叫んでしまいそうになります。
これだけの作品だったらIMAXで見たらもっと良かったでしょうね。
今更遅いのですけど・・笑
 
「2001年宇宙の旅」「スターウォーズ」「エイリアン」・・
久々のSF映画の傑作でしょう。
お気に入りに決定です。
 

 
【解説】allcinemaより
 「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」「トゥモロー・ワールド」のアルフォンソ・キュアロン監督が無重力ゼロ・グラビティ)の宇宙空間を舞台に贈るSFサスペンス。スペースシャトルで船外活動中に予期せぬ事故で宇宙空間へ放り出され、救助も期待できない絶望的状況で漂い続ける2人の宇宙飛行士の運命を、無重力の世界を圧倒的な臨場感で再現した3D映像でスリリングに描く。出演はサンドラ・ブロックジョージ・クルーニー
 地上600kmの上空で地球を周回しているスペースシャトル。今回が初めてのミッションとなる女性エンジニアのストーン博士は、ベテラン宇宙飛行士コワルスキーのサポートを受けながら船外での修理作業に当たっていた。その時、ロシアが自国の衛星を爆破したことが原因で大量の破片が軌道上に散乱し、猛烈なスピードでスペースシャトルを襲う。衝撃で漆黒の宇宙へと放り出された2人は互いを繋ぐ1本のロープを頼りに、絶望的な状況の中、奇跡の帰還を信じて決死のサバイバルを繰り広げるが…。