インデペンデンス・デイ(1996)






この作品、公開当時劇場に行って
あまりに混んでいて何時間待ちだったので
レンタルを待つことにし、見ないで帰った記憶があります
それくらい話題の作品でした

今見てもそれなりに楽しめました
エリア51だとか、宇宙人との密約だとか
「ムー」ファンにはたまらないネタではないでしょうか(笑)

CGも使っているそうですが、ミニチュアを爆破させた
こだわりの映像も評価できると思います





突如現れた巨大な宇宙船
人々はウェルカムムードで浮かれています
そんな中コンピューター技師のデイヴィッド(ジェフ・ゴールドブラム)は
宇宙船から発信される電波を解読することに成功します

それは都市を攻撃するためのカウントダウンでした
そのことを大統領補佐官である元妻が働いている
ホワイトハウスに知らせに行きます
しかし時すでに遅く、宇宙船から発射された光線により
L.A.やN.Y.ワシントンという主要都市が破壊されてしまうのです


都市が壊滅しても、大量に人間が死んでも
ちっともシリアスにならないのがこの作品のすごいところ(笑)
大統領はじめ登場人物のフットワークも軽い軽い
これぞ娯楽映画、徹底したSFエンターテインメントです





特にウィル・スミスが凄い
宇宙人を素手で倒してしまうわ
宇宙船を操縦してしまうわ
しかも、コンピューターウイルスで
宇宙船を破壊してしまうというオチは
宇宙戦争」と同じです

そんなツッコミ系なのですけれど
テンポがよく、コメディとのバランスもいいので
最後まで見れてしまいます


ジェフ・ゴールドブラムとウイル・スミスが
宇宙戦艦ヤマト」の真田さんと古代進に見えてしまうという
レビューがありましたが、なるほど、と思いました



【解説】allcinemaより
何の前触れも無く、突如地球にやって来た巨大なUFO群。世界中の主要都市の上空に滞空した円盤は人類への攻撃を一斉に開始した! 宇宙からの侵略というシンプルかつストレートなテーマを、圧倒的なビジュアル・エフェクツで描き出した、紛れもなく1996年を代表するであろうメガヒット・ムービー。にも関わらず、A級作品の風格に欠けるのはやはりマンガチックなストーリー展開のせいか。出だしのシリアス路線は加速度的に影を潜め、それと反比例してホラ話がどんどん膨らんでくる。それをどう受け止めるかで評価は変わってくるだろうが、SFファンタジーとして観るならば存分に楽しめる事は請け合いだ。